2022/12/25 ノリノリのトナカイの母
7時起床。前夜、楽団の練習から帰ってきて寝る前の12時頃になって、弁当がいると言い出した息子1。ということで作る。突然にいるものを言い出すのは子供と暮らす中でよくあること。弁当ぐらいでは動じない。
子のいつもの演奏飯、巨大塩昆布おにぎり3個を仕上げ、朝食に鮭雑炊。鮭を焼くところからやったのでめっちゃ美味しそう。私は朝、炭水化物は取らないけれど、ちょっとだけうらやましい。
仕事に行くオットを送り出して、子と楽器を学校まで送り届ける。子LOVEのオット、こういう時にブツブツ文句言いながら献身的にやってやるのが幸せらしい…というのに仕事で恨めしそう。オットが無理なら俺が行く。やるときゃやるのだ。
さすが日曜日、いつもカッチカチに渋滞する道もとても空いている。なぜか信号に引っかからず8分で到着。息子の最短記録、自転車バリ漕ぎ13分を上回った。
帰宅してドローイングを2枚SNSに上げて、書き物の構想。歌誌「梁」の時評のテーマが全然決まらない。10日にエッセイ1つ、15日に短歌と時評、20日はかばんの歌稿と「今月の歌」という原稿のお当番と、俳句の〆切が控えている。昨日の楽団練習中に「やばいやばいやばい出来る気がしない」と一人パニックに陥ったものの、そうシャッと出来るものでもない。粛々とやるのみだ。
昼過ぎ、再び出陣。本番の撮影とその後の足のため。
子の付き人をするのは久しぶり。この人は去年までピアノっ子で、毎年コンペに出ていた頃は私はこの人とどこにでも行った。熊本地震の年は熊本では大会は中止で予選から佐賀まで行ったし、あちこち足台とアシストペダルを持って行ったもの。今はあの頃と同じく塩昆布のおにぎりを作って、水筒に麦茶を入れてやるぐらいだったのに、久しぶりの単独付き人。
街のど真ん中で、しかも外。撮影は座っていては出来ないので立って場所を取ったり、なかなかのハードワーク。息子1は今日も素晴らしかった。もう全くアホの母でなにしても素晴らしい。演奏中、被っていたトナカイの角のかぶりものがふるふると揺れて、ノリノリトナカイになっていて非常に面白かった。あのトナカイの母は私だと思うとおかしくて、撮影している手元が揺れていけなかった。
終わった後、オットの両親と姉を探したのだけど見つからず。私は付き人業務で現場を少し離れることになって、会えずじまい。残念。せっかく寒いところを来てもらっといて悪い。隙を見てドトールでミラノサンドBを買い、蜂楽饅頭で白3個黒2個買って移動。電話しながら交差点のあっちとこっちでお互いを見つけきれずぐるぐるし、やっと出会ってピックアップして学校へ。
息子1、車内で美味しそうに塩昆布おにぎりを食べる。演奏の後残りのおにぎりを食べるのも、それこそ4歳の時から本番の後のお決まりだ。
楽器片付けの後、男子部員で打ち上げをするというのでそこで下ろして私は帰宅。
一気に静かになった車内。朝は雨が残っていたのにすっかり晴れて、穏やかな冬の夕方だ。この今日のことも息子1の人生の早い方の記憶として残るのだと考えると、この付き人業務もありがたいもの。子にありがたがってもらわなくていい。ただ、子のやることに寄り添えたことがうれしい。私にそうした記憶があることがうれしいのだ。
帰宅して洗い物と洗濯物を片付けて、遅いお昼。
ミラノサンドはBに限る。サーモンがパンに挟まれているだけで素晴らしい。家で食べてもやはり素晴らしい。前にあった、サーモンと小柱が挟まっているの、またやってくれないかしら。
久しぶりに付き人して股関節が痛い。調子を崩していて、1年ほども筋トレとか体のメンテナンスをしていないことが、ちゃんと自分に跳ね返ってきた。来年はやろう。来年やることがたくさん出来てくる年末。
なんだか気分が変わって、やる気が出たので書く。日記を上げて、作歌。なんとなく頭にある各種書き物のイメージを厚くするようなものを無意識で調べて見ていた。
息子1、街で男子部員有志での打ち上げを終え帰宅して、衝撃の急展開。みんな元気そうで、いつも通り演奏していたのに、終了してしばらくしてから次々と発熱し始めたとのこと。ええー…。息子1も検温すると37.1℃。微妙。
晩飯、汁も具も継ぎ足ししてリニューアルしたおでんと、明太子(切れ子)。息子1は打ち上げでお好み焼きに行ったらしく、ちょっとだけ。
今日会えなかったオットの姉について、なんとものすごく近くにいたことが判明。オットの両親は寒さで断念したとのこと。お互いに居たのはなんだったら目が合う距離だった。私も探して、オットの姉も探してくれて結局現場で出会えず。人ってこんな簡単にすれ違う。混乱の中で手を離してしまいはぐれてしまった、という話はよく聞くけれど、近くにいてもすれ違うのだから混乱していたらもうね、と思う。
なんだかてんやわんやの年末。これで子が発熱するともれなく検査のために受診しなくてはいけないことになる。原稿の進捗とか色々考えて、ちょっと、また焦る。
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