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【大水滸伝】チンギス紀 第二回

「チンギス紀 第二回(小説すばる 2017年 06 月号 )」2017/5/17

北方謙三 (著)

初読:2017/5/17 

世界史に名を刻んでいるチンギス・カン。

実はそれほど詳しくはない(苦笑)その周辺メンバーは(言うまでもなく)、名前すらかすかに覚えている程度だ。

だが、この回読むと、なんとなく、コイツ重要人物なんだろうな、と思わせる者が現れる。

例えばジャムカ。

北方時代小説おなじみの(苦笑)死域越えてきたことで、いっぺんに脳裏に刻み込まれる。

ボオルチュとソルカン・シラという者たちも、きっと重要人物なんだろう。次々と手を挙げるように立ち上がっていく漢たち、北方小説の真骨頂だ。

カタカナの、しかも語感に馴染みのない名前が続くが、きっと記号のようになり馴染んでいくんだろうなあ。それは大水滸伝で実証済み(笑)

そして、当のテムジンは未だ社会勉強中(笑)どんな風にして飛び出してくるのだろうか。


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