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読書感想

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読書感想記事。本マガジンが初出のものもあれば、別途運営しているブログ「モーション・グリーン」で更新した記事から派生したものの場合もあり。
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#連作短編

『生滅の流儀』ー松永久秀ー(『戦国の教科書』6限目 より)

『生滅の流儀』ー松永久秀ー(『戦国の教科書』6限目 より)

タイトルだけみれば、ビギナー向けなのかな、と思える1冊

ところが、読んで見事に騙されたことを知る(笑)

玄人をも唸らせる短編が収録された、ガッツリ・クオリティなアンソロジー本、それが『戦国の教科書』

そのテーマについて書かれた短編集に始まり、テーマ解説があり、テーマを学べる他の本紹介(ブックレビュー)という構成。

日本史(歴史小説)初心者が入るにはやや難しいかもしれないが、飛び込んだら、そ

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『蝿』ー木食応其ー(『戦国の教科書』5限目 より)

『蝿』ー木食応其ー(『戦国の教科書』5限目 より)

タイトルだけみれば、ビギナー向けなのかな、と思える1冊

ところが、読んで見事に騙されたことを知る(笑)

玄人をも唸らせる短編が収録された、ガッツリ・クオリティなアンソロジー本、それが『戦国の教科書』

そのテーマについて書かれた短編集に始まり、テーマ解説があり、テーマを学べる他の本紹介(ブックレビュー)という構成。

日本史(歴史小説)初心者が入るにはやや難しいかもしれないが、飛び込んだら、そ

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『又左の首取り』ー前田利家ー(『戦国の教科書』2限目 より)

『又左の首取り』ー前田利家ー(『戦国の教科書』2限目 より)

タイトルだけみれば、ビギナー向けなのかな、と思える1冊

ところが、見事に騙された(笑)

玄人をも唸らせる短編が収録された、ガッツリクオリティなアンソロジー本

それが『戦国の教科書』

そのテーマについて書かれた短編集に始まり、テーマ解説があり、テーマを学べる他の本紹介(ブックレビュー)という構成。

日本史(歴史小説)初心者が入るにはやや難しいかもしれないが、元々日本史は飛び込んだらやみつき

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『一時の主』ー黒田如水ー(『戦国の教科書』1限目 より)

『一時の主』ー黒田如水ー(『戦国の教科書』1限目 より)

タイトルだけみれば、ビギナー向けなのかな、と思える1冊

ところが、見事に騙された(笑)

玄人をも唸らせる短編が収録された、ガッツリクオリティなアンソロジー本

それが『戦国の教科書』

そのテーマについて書かれた短編集に始まり、テーマ解説があり、テーマを学べる他の本紹介(ブックレビュー)という構成。

日本史(歴史小説)初心者が入るにはやや難しいかもしれないが、飛び込んだらやみつきになる魅力を

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『表裏比興の者たち』ー真田昌輝ー(『決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍』より)

『表裏比興の者たち』ー真田昌輝ー(『決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍』より)

『決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍』

歴史小説作家が一堂に介し、一つのテーマ(合戦、事件など)を題材にして描く連作短編集、『決戦!』シリーズ最新作。

ブログでは、本全体と各短編についての感想記事を更新。

ただ、UPした後、短編ごとについてもう少し感想書きたいなあ、という思いがあり、noteでは短編ごとの感想を書いていきます。

ラストは“赤神”諒さん。

まさかの諒 → 諒 さんへのバ

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