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年末を迎えるに当たって、取締役の役割を棚卸ししてみた。

取締役が役割として担う業務は、管轄する領域によって異なるけど、総じて担う機能がある。

それは意思決定。

その意思決定にも2つある。
それは、判断と決断。

判断とは、いろいろな情報を収集して、最適な解を導き出すこと。

決断とは、情報がない(というよりも分からない)中で、最適と思われる解を導き出すこと。

楽天の三木谷さんは、判断はマネジメントの仕事、決断は社長の仕事と示唆していたのを思い出した。

取締役の役割を整理する上で、これを更にマトリクスで整理してみた。

取り返しがつかない×決断
→社長の役割

取り返しは付きそう×決断
→取締役の役割(組織長として)

取り返しが付かないかも×判断
→取締役の役割(情報があれば大丈夫)

取り返しが付く×判断
→現場のマネジャーの役割

こんな整理になる。

取締役は実績にフォーカスが当たって、

取締役=実績出した人

みたいになってる会社も少なくないが、本来、管轄する組織のトップだから、この意思決定の方が重要といえそう。

あくまでライトな整理だけど、比較的しっくりるくよね。

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ガバナンスの観点を加えて、執行役・取締役・株主を絡めると、もう少し複雑になりそう。

ガバナンスの観点はまた改めて。

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