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ドイツの子育て支援センターがまさにドイツって感じだった

日本の子育て支援センターってこんなところ

日本に五ヶ月間里帰りしていた間、複数の子育て支援センターにかなりお世話になった。滞在先は東北の田舎だったのだが、どの子育て支援センターにも種類豊富なおもちゃがあり、無料で何時間も遊ばせることができた。

支援センターの人が、子育ての悩みを聞いてくれたり、二人目授乳をしている間一人目と遊んでいてくれ、子育て中の人のオアシスみたいなところだ。

土曜日も開いているので、天気の悪い休日は支援センターに直行。開放されている体育館で走り回る息子。支援センターでは何時間でも時間を潰すことができるので、本当にありがたい・・!

ドイツの子育て支援センターFamilienzentrum

日本からドイツに帰ってきて、ドイツにも子育て支援センターはないのか?と調べてみたら、Familienzentrumという施設があることが判明。ファミリーセンターという名前通り、乳幼児とその保護者のための施設のようだ。

日本の支援センターみたいに、子供を無限に遊ばせることができたら、親としてはありがたすぎる。ちょうど近所のFamilienzentrumでは、16時からリズムワークショップがあるらしい。

我が家の4歳息子は踊ることが好きなので、最適じゃないか!幼稚園の後に連れて行ってみよう!と、早速Familienzentrumに視察に行ってみることにした。

何故かケーキをご馳走になる

16時に着くようにFamilienzentrumに行ってみると、参加しようと思っていたリズムワークショップはキャンセルになったらしい。

この日は気温が30度近くになり、こんな暑い日には誰も踊りたくないから、とのこと。(ベルリンのほとんどの施設には、エアコンはない。)

ああ、こうやってすぐに予定を変更しちゃうところドイツっぽいなーと思いつつ、代わりに開催されていたクリエイティブワークショップに4歳息子と参加した。

クリエイティブワークショップでは、ダンボールとモールを使って、ウマを作った。 ドイツでもこのように子供に工作をさせてくれる機会は多々あるが、ほとんどの場合使わなくなった紙や生活用品のゴミ(トイレットペーパーの芯や新聞紙や、牛乳パック等)を再利用する形が多い。

今回は珍しく、キラキラしたラメペンやカラフルなモールが用意されていて、見ている親の私のテンションが上がった。

こうして出来上がった、ウマさん。


クリエイティブワークショップが終わった頃、0歳娘がお腹を空かせて泣き出してしまった。すると、「ソファーで授乳したらいいわ!」と、このFamilienzentrumには、カフェが併設されているらしく、そのカフェにあるソファーに導いてくれた。

ソファーの近くには、子供用のキッチンやブロックがあり、息子も遊ぶことが出来る。日本の子育て支援センターよりは規模は小さいが、子供をあそばせられるのはありがたい。


Familienzentrumのスタッフさんが、カフェで遊んでいるその方の娘ちゃんにケーキを持った。おやつの時間みたい。

息子にも、「食べる?」と聞いてくれ、私と息子はFamilienzentrumでケーキをご馳走になった。

ケーキを食べている間、スタッフさんとその娘は、何処かに行ってしまい、Familienzentrumのカフェには私たちだけに。このいい具合の放置具合が、これまた私はドイツっぽいなあーと思ったのであった。




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