ドイツ在住9年の私が、第二子を里帰り出産する理由
第二子を妊娠し、ドイツ在住の私は日本で出産することに決めました。所謂里帰り出産です。
第一子はドイツで産む一択でしたが、今回は色々と考えた末に、里帰りさせてもらって産むことにしました。
海外から里帰り出産するとなると、飛行機を利用して移動するので、日本国内で里帰りする人よりも早めに移動しなければなりません。そして、赤ちゃんが生まれてすぐには海外の自宅には帰れないので、半年近く里帰り先に滞在することになり、里帰り期間が長くなります。
海外に住む私が、何故わざわざ日本に帰って出産するのでしょうか。
1)数ヶ月日本で生活するチャンスだから
国際結婚し、ドイツに住む私は、恐らくこれからも生活拠点は海外になると思われます。新型コロナウィルス流行の前後には、1年に1回は一時帰国していますが、滞在はいつも1ヶ月くらい。
すでに9年近くドイツに住み、海外生活の疲れが出てきていました。例えば、日々ドイツ語で生活することや、食生活や生活習慣の違いです。特に新型コロナウイルス感染症の流行後は、海外生活の辛さが増しました。
今のところ、家族の状況を鑑みると、日本に完全帰国することは考えていません。でも、二人目を妊娠して、産前産後の一番辛い時期を母国で過ごしたいと思ったのです。
ありがたいことに、実家で実両親が私の希望を受けて入れてくれたので、長期の里帰りを叶えることができました。
2)息子の日本語教育のため
スペインと日本のハーフである3歳の息子。ドイツで保育園に通い、3ヶ国語環境で生活しています。どの言語でも、それなりにコミュニケーションを取ることはできています。
でも、3ヶ国語が混ざってしまうことがあり、息子も上手く言いたいことが言えないことがストレスになっているように見受けられることが多々ありました。
今のところ、母親の私が話す日本語が一番得意なので、日本に長期滞在して、日本語をもっと伸ばして上げたいと思ったのです。日本に長期滞在して、現地の幼稚園に通わせ、同年代の日本語話者のお友達を作ったり、日本の文化を体験してもらいたいと思っています。
最後に
以上2点が大きな理由です。他にも、現在のベルリンの住環境が悪すぎて、広い部屋に引っ越したいのに引っ越す見通しがたたなかったこと。
ドイツで一度出産したので、日本でも出産経験をしてみたいという単純な理由もあったりします・・!(お祝い御膳が本当に出るのか確かめてみたい・笑)
ドイツで出産した時のエピソードは、Kindle本にまとめてありますので良かったら読んでみてくださいね!(KindleUnlimitedでも読めます)
日本に帰ってきて、母国語で生活できること、慣れ親しんだ味のご飯を食べられること、が本当にありがたく、里帰り出産させてもらえる環境にあったことに本当に感謝です。産前産後という、ストレスやエネルギーが必要な時期を、海外生活で少なからず必要になる余計なパワーを使わずに過ごせてよかったです・・・!
ではでは。
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