駅エレベーターが使えなさすぎるドイツ。斜め上いく改善策とは?
ドイツの駅エレベーターがよく壊れている
ベビーカー利用歴が5年目を迎えました。子供が歳を重ねるのは嬉しいけれど、ベビーカー利用歴が増えていくのは嬉しいものではありません。二人目がまだ0歳なので、あと2〜3年はお世話になる予定かな・・。
使ったことある人ならわかるはず。ベビーカーがあると、行動範囲がかなり制限されるんです。
そして、ここはドイツ。駅にエレベーターが設置されている確率は高いものの、壊れている確率も同じくらい高い!
とある駅のエレベーターなんて、半年くらい壊れていて、「直す気ない・・よね?」と思わせてくれるほど。
ここでドイツと日本の違いを比べたくはないけれど、日本ならエレベーターが故障したら、業者さんが数日以内で直してくれますよね・・。
改善策が登場!
ほとほとエレベーター故障問題には嫌気がさしていたんですが、最近改善策が登場しました。
それは、エレベーターが壊れていた場合の乗客無料輸送サービス!です。
私は、まだ使ったことはないのですが、エレベーターを必要とする障害者の方やベビーカー利用者は、エレベーターが故障していた場合、正常稼働しているエレベーターがある最寄り駅まで輸送してくれるのだそう。
有効な切符があれば、無料とのこと。でも、このサービスを利用するにはコールセンターに電話しなくてはなりません・・。(詳細はこちら→BVG /Step-free mobility)
エレベーターが故障していて階段の前でベビーカーと一緒に立ち往生していると、男女問わず手を差し伸べてくれます。
日本では考えられないくらい、大きなスーツケースやベビーカーを持っている人が階段の前で立ち往生していると、10分もしないうちに誰かが手を貸してくれるのです。皆よく壊れているエレベーターの不便さを知っているので。
そう考えると、わざわざコールセンターに電話をかけて、隣の駅に車で輸送してもらうより、階段の上り下りを誰かに助けてもらったほうがずっと早いような気がします。
この新しいサービスは、試験段階中らしいのですが、定着していくのか極めて怪しい・・。無料輸送サービスよりも、壊れたエレベーター出来るだけ早く直して欲しい。それだけです。