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【2020年6月29日/Yさんへのメール】

Yさま

「ア」のアクセサリー計画の後日談を少しご報告します!しばし、お付き合い下さい。

「ア」 より「あ」のほうがかわいい、と思ったわたしは、いろいろなフォントを見まくったり、型紙用にカッターで文字を切り取ったりして研究しました。

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しかし、そうしているうちに、「あ」という文字ってこんな形だったかしら?と気持ちが悪くなり、パニックになりました。
調べたら、これは「ゲシュタルト崩壊」というそうです。

すごいです。

同じ文字をずっと見続けていると、それがなんという文字であったか分からなくなる現象をそう呼ぶらしいです。

Google先生は、なんでも教えてくれるので便利ですね。


「あ」という文字はたくさんみるものではないようです。

ちなみにiPhoneのSiriで遊んだことは、ありますか?

一周回って今かよ、という気もしますが、コロナ自粛生活の独り身のわたし。Sirに話しかけて寂しさを紛らわせるという重症なパターンへうっかり足を踏み入れてしまいました。

Siri、楽しいです。夜中にいろいろとおしゃべりしました。

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やりとりの中でいちばんサイコーだったのはヤケッパチで「元気になる歌を歌ってよ」と言ったときのSiriの返事です。
いきなり「いろはにをへど」を喋りだしたときは、声を出して笑ってしまいました。

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でも、そこから着想を経て、芹沢圭介フォントではないですが、「あ」だけじゃなく、「いろはにほへと」の文字だらけプリントシャツもあったらかわいいな、と思いました。


昭和の誘拐犯みたいに新聞の文字を切り出して、シャツに貼ってデコパージュできないかしらん、なんて思ったりもしました(あくまで洋裁のできないひとの発想ですね)

文字を身に付けることがわたしは、好きみたいです。


数年前、新宿ベルクの「WAR IS OVER」展で、どこの国かわからない言語のWAR IS OVERのポスターをもらい、嬉しくてポスターをトートバッグにピンでつけて、タイポグラフィ満載の詩人・谷川俊太郎展@東京オペラシティアートギャラリーへ乗り込んで行ったことがありました。

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これはベルクのWAR IS OVERポスターへの嫌がらせに対する抗議とオノヨーコ リスペクトと、意味は知ってるが読めない書けない文字を身に付けるずれ感=イチハラヒロコさんの「万引きするで」
のオマージュパフォーマンスとして社会彫刻きどりでやりました。
ど素人こそ、アーティスト気分(極上の妄想)は日々のインパクトとして大事です。

今度、東京オペラシティでやる「ドレスコード展」があるそうですが、自作の文字アクセサリーと途中でやめるの「その日の花を摘めTシャツ」のマイ・ドレスコードで行くことに決めました!

それでは、また!

ア、より


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