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自粛という時間
新型コロナウイルスの影響で3月半ばくらいから、家で過ごすことが増えた。
子どもと過ごせる場所もどんどん制限され、4月に入り緊急事態宣言が出てからは公園も怖くて行けなくなってしまった。
それでも1日に1回は散歩をしに外に出たり、出来るだけリフレッシュする機会を作っているが、
最近無気力気味で何をするのも「面倒くさい」と思うようになってきてしまった。
このままではまずいな…と思いつつも、
何を考えようとしても「分からない」。
自分のご機嫌の取り方ですら考えられず、結局ボーッとテレビやスマホをみて自分の僅かな時間が終わってしまう。
さらには自分のことが分からない状態なのに自分と向き合えず、気付くと他人のことばかり考えてしまう。
どうしてこんな状態になっているのか。
この非常事態の影響は大きいと思う。
だけどきっとそれだけではなくて、その前からずっと積み重ねてきたちょっとした「我慢」が気付かない間に私の身体中を埋め尽くしていたんじゃないか、と思った。
家事以外の時間はできるだけ子どもと過ごそう。
ご飯は家族のためにきちんと作ろう。
手抜きをしてコンビニやスーパーでお弁当を買うときも、「こっちが食べたいけど子どもと分けられる方を買おう」。
テレビは子どものために見ないようにしよう。
子どもが喜ぶ遊びを考えよう、考えなきゃ。
旦那さんが喜ぶ夕飯を作ろう。
他にも色々…
自分がしていたことを振り返ってみると、自分のためにしたことがほとんど出てこなかった。
パッと思い付くのはネットショッピングで買い物したとか、そんなことだ。
だから私は買い物がやめられないのか…とこんなタイミングで気付かされた…。
子育てとか、親になるということは多少は自分を犠牲にする必要があることなのかもしれない。
でもこんな非常事態だからこそ、
家族のために、守りたい人のために自分を見失わないように大事にしなくちゃいけないんだ、と感じた。
親だって疲れるし、泣きたくなるし、
何もかも嫌になるときだってある。
好きなもの食べたいときだって、わがままを言いたくなるときだって。
そういうことを考えたり、感じてる自分を「親なのに」と蓋をせずに多少は解放してあげよう。
明日は今日より少し自分のやりたいこと、したいことに気付いてやってみよう。
自粛中、自分の好きなこと、したいことをできるだせたくさん見つけられるように明日から過ごしたいと思います。
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