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入管のイメージとリアル
今日は入管についての話です。
日本語学校にとっては必ず関わりがある機関です。
久しぶりに日本語学校時代を思い出しながら書きます✍️
入管とは
読んでいる人の中で入管がどんな機関なのかわからない人もいると思うので、簡単に説明。
知っている人は飛ばして読んで大丈夫です。
入管は「出入国在留管理庁」のことで、地方には「地方出入国在留管理局」があり、私たちがよく言っている「入管」は「地方出入国在留管理局」のことを言っています。
地方出入国在留管理局は全国に8か所あり、そのほかにも出張所などがあります。
以下、地方出入国在留管理局のことを「入管」として書いていきます。
日本語学校で大きく関わらなければいけないことが在留資格認定証明書(COE)の申請です。
在留資格認定証明書とは簡単に言うと、留学生が日本に来るために必要な証明書ことで、これがないと日本へ来られません。
この在留資格認定証明書の審査、交付を入管で行っています。
その他にも入管で在留期間の更新や、入管に対して様々な届出・報告をしたりする必要があります。
このように入管と日本語学校は切っても切れない関係となっています。
入管のイメージは・・・?
さて、こんな入管ですがみなさんはどんなイメージ持っていますか。
入管に関するニュースもいろいろありますが、私は入管対して
怖い、厳しい、冷たい
というイメージでした。
他の先生や事務の人の話を聞いたりして、そう思っていました。
それもあって、在留資格認定証明書の申請業務をしたくなかったっていうのありましたね。
在留資格認定証明書の交付申請は必ず入管直接行って、書類を提出する必要があるので、正直行きたくなかった・・・笑
ちなみにオンラインでも申請できます。
ただそれ利用するには事前に在留オンラインシステムというのに登録しなければならなく、私が勤めていた学校では登録していなかったため、毎回入管まで行っていました。
約2時間かけて、他の先生や事務の人と車で行くっていうのも嫌だったな・・・。
気まずかった記憶しかありません笑
話がそれましたが、私が入管に対して持っていたイメージマイナスなものばかりでした。
実際は・・・?
では、実際入管の職員方と関わってみてどんなことを思ったか。
書いていきます。
①優しい(でも、人による)
まず、マイナスなイメージとは違って職員の方は優しいです。
ただ、人によるとは思います🤔
中にはもちろん無愛想で、冷たそうな人、話し方がちょっと怖い人もいましたが、全員がそうじゃなかったです。
怖い、厳しい、冷たい、というのは完全に私の偏見でした。
入管職員の皆様、すみませんでした・・・。
入管の人優しいわ〜って思ったエピソードがあります。
在留資格認定証明書交付申請の時の話です。
在留資格認定証明書交付申請書には留学生の証明写真を貼る箇所があります。
私が勤めていた学校では、留学エージェントから送られてきた証明写真のデータを学校で写真シートに印刷してそれを切って使っていました。
一枚のシートにに確か6つ印刷されたので余りがでます。
余ったものは申請書類の写しと一緒にファイルに保管していました。
しかし、ある申請時1名の学生の証明写真の余りがなかったのです。
おかしいなあ、と思いながら時は過ぎ・・・
そしたら、なんと申請書類入れて提出したファイルに入っていたのです。
申請書類と一緒に入管に出していたんですよね。
それがわかったのは、入管から提出に使ったファイルが返却された時に、そのファイル中に入っていました。
あー恥ずかしい・・・。
何やってるんだ〜、って思われたよなー。
という気持ちと同時に何も言わずにそのまま返却してくれた入管職員の方は優しいなーと思いました。
まあ、余計なも入っていたら返却するのが当たり前なのかしれませんが。
これは審査に多分影響していなくて、この該当学生は無事申請が通り、入国することができました。
あと冬の申請の時、雪が結構降っていた時がありました。
その時も書類を受け取ったあと職員の方が気をつけて帰ってくださいね、って言ってくれました。(確か)
こんな感じで、私の入管に対するイメージはプラスに変わりました。
②若い人が頑張っている
そして2つ目は若い職員方が結構多くいて、皆さん頑張っているなあ、と思いました。
勝手に職員の方は自分よりも年上で、自分の両親より少し下の世代の方が多いのかなって思っていました。
年齢が上、というのマイナスなイメージにつながっていたかもしれません。
でも、入管窓口の職員方たちは若い人、自分よりも年下かな?っていう人もいました。
入管に来ている外国人に対して伝わるように説明していたり、ちょっと怖そうな他校の職員の人か、行政書士の人に対しても丁寧に説明したりして、すごく頑張っているなあ、という様子が見受けられました。
窓口は若い人がメインで奥のデスクには職員歴が長い人って感じでした。
若い職員の人はいろいろ経験しないといけないんでしょうね。
異動もあると思うので、大変だと思います。
そんな若い職員の方を心の中で応援しながら、申請書類の受付を待っていました。
懐かしいな〜。
そして年が近そうな職員の方とは話しやすかったです。
多分向こうも年が近そうな日本語学校の人とは話しやすいんでしょうね。
その節はお世話になりました。
入管に対して気をつけたいこと
さて、ここまで入管のイメージ現実について書いてきました。
共感された方いるかな🙄
最後に、私が入管の方と接してきて、気をつけたほうがいいことについて書きます。
今後日本語学校で働いたり、入管にお世話になる機会がある人は最後まで読んでみてください。
①聞きたいことは事前にまとめておく
まず、1番大事だなって思ったことが、電話などで聞きたいことがある時は事前に聞きたいことをまとめておく、です。
まあ、入管に関わらず仕事の電話だと当たり前の話かもしれませんが。
でも、入管にいざ電話して質問しようとする緊張して聞きたいことをうまく説明できなかったりします。
そして、入管は忙しいです。
電話なかなか繋がらないことも多く、1回でつながったらラッキーみたいな感じで、入管人から話を聞くのは貴重な時間です。
その貴重な時間長々、だらだら使うのは入管の人にとっても業務の邪魔になる思うので、事前に聞きたいことを書き出しておいたほうがいいです。
そうすることで緊張が少しほぐれるし、聞き漏らしもなくなります。
あーあれ聞くんだった〜。でも何回も電話する気まずいよな〜。でも、聞かないとわかんないしな〜。
っていうのが1番最悪なパターン😥
学校の評価にも繋がりますしね。
日々の入管に対する接し方が、在留資格認定証明書交付率にはつながってはいないとは思いますが、他校と比較されたりして、マイナスな印象を与えないほうがいいので、態度には気をつけていました。
②問い合わせの前に資料を読み込む
そして二つ目も入管に問い合わせをするときの注意点です。
それは、問い合わせ前に資料を読み込む、です。
私が働いていた時はちょうどコロナ禍で、留学生に入国に関する通知や、よくある質問集みたいなものがたくさんあり、常に更新されている状態でした。
だから毎日新しい情報はないか、変更点はないか、よく確認していました。
入管に聞きたいことは結構よくある質問集に載っていることが多く、その載っている内容について、じゃあこの場合はどうなんですかね?みたいな感じで聞くことが多かったです。
通知や質問集載っていること聞くと、◯◯に書かれているとおりです、だけで終わりにされてしまいます。
そしてこの学校の人は資料をよく読んでいないんだな、って思われる思います。
学校の評価につながりますね。
なので、問い合わせる場合は事前に資料をよく読んで書かれて合えることを理解しておくことが大切です。
今後、入管と関わことがあるという人はぜひ参考にしてみてください。
最後に
最後になりますが、今回の内容はあくまで完全に私の主観です。
全て入管が書いてある通りではなく、入管や職員の方によって様々だ思います。
こういう感じなんだな〜、ぐらいで思ってもらえるといいです。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました🙂
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