カナダ留学日記105 正月と引越し
1月1日。お正月である。1年間で一番ダラダラしたい日である。しかし、Yちゃんと私は今日中に新居に引っ越しをしなくてはいけない。バタバタの1日になりそうである。
実は、Yちゃんのバイト先の同僚の方が車を出して引っ越しを手伝ってくれることになった。その方が来るのが午後3時なのだが、引っ越し先の大家さんとの鍵の受け渡しの約束の時間は12時。なので、Yちゃんは家に残って荷物のまとめをし、私が先に新居に行って鍵を受け取ることにした。バスで1時間半かけて新居に着き、大家さんと挨拶をし、鍵を受け取った私はすぐにまたバスで1時間半かけて元に家に戻った。とにかく2人の荷物が多かったので、同僚さんの車に詰め込むのも一苦労である。後ろの座席、助手席の足元までパンパンに荷物が詰まってとてもじゃないけど人間が乗れるスペースがなかったので、また私はバスで新居に向かうことにした。この時点で午後4時くらいであった。
1つ目のターミナル駅に着くとYちゃんから電話が。なんと、すでに荷物は全て新居に運び終わって、同僚さんの車で私を迎えに戻ってきてくれるらしい。車の速さ、すごすぎる!!!バスで1時間半かかる道のり(待ち時間もかなりある)をたったの20分弱で済ませられるのだ。その後、無事に合流し、同僚さんがコーヒーを奢ってくれるというので近くのティムホートンでお茶をした。新居に着いたのは夕方5時半で、Yちゃんも私もクタクタになっていた。
「何で正月からこんなにバタバタせないかんのや!」という不満はあるが、私はこのイベント感も悪くないな、と思っていた。将来、イレギュラーだらけの引っ越し騒動で、思い出に残った年末だったかな〜と楽しく振り返ることができそうである。
2人ともお昼ご飯を食べていなかったのでお腹が空いていた。夕飯に、とYちゃんがバイト先でもらったおせちを分けてくれたので、日本らしいお正月が最後の最後でできた。
数の子や昆布巻きなどが食べられて感動した。すごく美味しかった。子供の頃はおせちに対してそんなに魅力を感じなかったのだが、年齢が上がって、カナダに来て食べてみると、この「イベントの定番ご飯」「種類がたくさんで飽きない」「じんわり美味しい味」がものすごくありがたい。日本の文化はいいなあ〜とありきたりなことを思った。疲れていたのかもしれない。
1月2日は、色々と買い出しに行った。
家に帰って、2人でポッポコーンを食べつつYちゃんのネットフリックスで魔女の宅急便を見た。
ジブリは本当にいいな…キキが13歳なのに精一杯お仕事頑張るのを見ると泣けてくる(?)
その後は夕飯を作りながら、私のディズニープラスでアラジンを見る
なんと新居にワッフルメーカーがあったので、焼く!
翌日の1月3日は、引っ越したことで家が近くなった、Lさん(徒歩10分圏内に住んでいる)とご飯を食べに行った。
韓国式焼肉。サムギョプサルのお店である。
久々にがっつりと肉を食べられて美味しかった!
その後はLさんの家でお茶を飲んで解散。
ピスタチオを出してくれて、私があまりにも美味しいと感動していたら袋に大量に詰めてお土産に持たせてくれた。ありがとう…ありがとうございます…
1月4日〜7日は毎日バイトがあったので、働きつつ空き時間でディズニープラスを見たり本を読んだりしながらのんびり過ごした。
8日からはカレッジの新しい学期が始まる。
とにかく楽しい冬休みであった!
※前の記事に書き忘れてしまったが、クリスマスに、語学学校時代の先生A先生と会って色々お話をしてきた。A先生はビールが好きなので、私のバイト先で出している(日本から輸入している)美味しいクラフトビールを買ってプレゼントしたらとても喜んでくれた。
A先生は紅茶をくれた!嬉しい!