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カナダ留学日記104 冬休み・クリスマス・年末

大変だったテストや課題を全て終え、あっさりと冬休みが始まった。

同居人のYちゃんは、年末の忙しい時期ということで、バイトのシフトが劇的に増え、週6日でほぼ毎日家を空けて働いていた。
私はというと、バイトを掛け持ちしているとはいえ、それぞれ週に1〜2日のシフトなので、週のうち3〜4日くらいは暇をしていた。ただ、この暇というのがとてもありがたく、マジで何をするでもなく一日中ぼーっとすることができた。今思うと時間の無駄なのだが、カナダのカレッジの最初のセメスターを終え、自分が思っていた以上にメンタルが疲れていたのだな、ということがわかった。朝は気が済むまで眠り、陽が高くなってから起き、大家さんがすでに引っ越してしまい、Yちゃんが出勤して、がらんとした家にたった1人で過ごす、というのは極限に静かな生活であった。3日に一回は友達と会うかバイトをするか、というイベントが入るので、最低限外に出る機会もあったので、その加減がちょうど良かった。いわゆる充電期間をたっぷり取ることができた。

せっかくだからディズニープラスに申し込んで、思う存分ディズニー映画を見よう!と思ったのだが、なぜか日本のクレジットカードでもカナダのデビットカードでも契約ができなかった。仕方ないの銀行に行ってカナダのクレジットカードを作ることにしたのだが、これには1週間以上かかるので、結局12月中は映画を見ることできなかった。結局、今までほぼ手をつけていなかったYoutubeを開き、映画の切り抜きや、英語学習動画を見て過ごした。今はもうディズニープラスが契約できていて、ほぼ毎日映画を見て楽しんでいるので、次のバケーションには映画三昧で楽しみたいと思う。

外は寒く、雪が降る日もあった。そんな中で、暖かい家にこもってぬくぬくと過ごしていると、「これこそ冬の楽しみだな」と思った。

綺麗
静か


久しぶりに私の語学学校時代からのお友達Lさんと連絡をとり、ご飯を食べに行くことにした。Lさんは今年の4月から同じカレッジに通うので、カレッジの案内がてら、私が働いている日本食レストランに寄ることにした。ここでバイトをして、毎回美味しそうなメニューを見て、お客さんに運んでいて、「今度、絶対に客として食べに来るぞ!!!」と思っていたので、すごくワクワクした。


まずはミニサラダ
私のイチオシ、シーフードジンジャーミソスープ
中に魚やエビが入っていて、バターとジンジャーのテイストがあって、めっっちゃ美味しい
Lさんは刺身ランチ
私はロールランチ

オーナーが、刺身をサービスで食べさせてくれたり、「味を覚えてお客様におすすめできるように」とアイスクリームも食べさせてくれた。久しぶりに本当においし日本食を食べて、すごく幸せであった。またここでバイトを頑張ろう!!という気持ちが湧いた。

家の周りにはイルミネーションがたくさんあり、夜も楽しい。

クリスマスは、Yちゃんもバイトがお休みだったので、昼間っからパーティをして楽しもう!という予定にしておいた。当日の楽しみに、と24日のバイトが終わったあと、お酒を買って帰った。


朝の散歩。霧が出ている

クリスマスの朝は、マジで静かであった。私以外誰も歩いていないのか?というくらいであった。みんな家で家族と過ごしているのだろう。

なんとYちゃんがお菓子を用意しておいてくれた!感謝!

お菓子とお酒!!
美味しいラインナップ
私はアップルサイダーとビール
私が作った紅茶プリンである(?)

バイト先のプリンのレシピを真似して作った紅茶プリンをあげたらYちゃんも喜んでくれたので良かった。

ブルージェイズのビールなのか?
バイト先のオーナーがくれたお菓子

しばらくは映画を見ながらお菓子を食べてダラダラ話す。Yちゃんのお気に入りの映画「Klaus」を見た。サンタさんに手紙を出す、という文化の始まりを描いた作品で、結構ジーンとくる話だった。

その後はハリーポッターを流し見しながら、夕飯に食べる料理を用意し始める。

ポテトサラダ

マカロニとパンと牛乳とじゃがいもとチーズをなんとかして、グラタンぽいものを作った。

オーブンがでかい
チキンもやき、クリスマスメニュー完成


お祝い!!
母のハチワレ人形も
デザートはハーゲンダッツ!!!


最高のクリスマスであった。

26日はまた1人でダラダラ。
27日はバイト先の大掃除と忘年会。


中華〜〜〜〜!!ガッツリ!


大晦日はバイト。
オーナーが作ってくれた年越しそばを食べた。

手打ちのお蕎麦!!

店を出ると、雪が降っていた

まだ降り始め
帰り道
イルミネーション


明日はお正月…ゆっくり過ごそう…と言いたいとことだが、我々にはミッションがあった。「引越し」である。当時住んでいたシェアハウスが12月までの契約なので、1月1日には新しいシェアハウスに移らなくてはいけないのだ。夜のうちに荷物のパッキングをし、朝からドタバタすることになる。

それでも、なんだかんだで思い出深く、良い年の瀬であったと思う。

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