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崖っぷちヒーロー

今日(8/21)は祖母の家で
お習字教室をする日でした。

実は私、筆・硬筆ともに
師範免許を持っているので
母のお習字教室を手伝わせてもらっています。

生徒は全員小学生と+α幼稚園児👦🏻✨
その生徒の中には私のいとこもいます。
今日はそんな従兄弟の話をしたいと思います。

7月に「たなばた競書」という
長い紙に書いて提出する作品があって
その作品は提出後、賞が与えられ
金賞・銀賞・銅賞に加え
最も優れたものに与えられる賞に
観峰賞というものがあります。

生徒たちにとって今日はその作品とともに
賞状をもらえる日でもありました。

私の従兄弟は初めて長い紙の作品を仕上げて
見事、"銀賞"という結果を残しました。

私も母も初めての挑戦だったのに
「初めてて銀賞を取るって凄いことなんだよ」
と褒めていたのですが当の本人は納得いかず
金賞がよかったようでどうにも現実を
受け入れられない様子でした。。😔

この残念だった気持ちを次に生かすことが大切だと
何度言ってもダメで、、どう諭そうとしても難しく
私まで心が折れそうになりました。。

実は・・・
作品と賞状を台の隅っこに置いておいた従兄弟。
本当は親に気付いてもらいたくて、、
親に褒めてもらいたくて、、
ずっと黙って待っていたみたいです。
それになかなか気付いてもらえなくて私に
相談してきた従兄弟。。

「誰も気付いてくれない」と言う従兄弟に
「自分から言わないと誰も気付いてくれないよ」
と言ってみたものの、、、
こんなに拗らせてるとは知らず…
彼の崖っぷちな心のドアを開いてしまったようで
溢れる気持ちを受け止めてあげるのに
必死な私でした。。

うまく受け止めてあげるとことが
できなかったようにも感じたけど、、
私に気持ちをぶつけてくれたのは嬉しかった
相談する相手を私に選んでくれたのも
なんだか信頼されてるようで嬉しかった
だからこそどんな感情も否定せず
しっかり受け止めてあげたいなと思いました。


まだまだこれから先どんな大人にでもなれる
沢山の可能性が詰まってる小学生だからこそ
大事に育てていきたいし、、
そんな彼らとともに私も先生として
成長していきたいと誓った出来事でした。


最後まで読んでくださった方
ありがとうございます🙇🏻‍♀️✨


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