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2020年6月の記事一覧

自分自身がゴミ屋敷

″整容″。
文字通り、身なりを整えること。

簡単な言葉ですが、今まで知りませんでした。
さっき本を読んでいて知りました。

私は、これが著しくできません。

鬱が酷い時には、もちろん部屋はゴミ屋敷で大変な状況でしたが
それ以前に自分自身がゴミ屋敷でした。

鬱は、ドラマで見るような綺麗な無気力ではなくて
見た目の酷さだけでなく、体のいたるところが臭いを放っています。(笑)

私は当時、鬱により体

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スマホの中身

いま、ブログをテーマ別に分けてみようと
スマホをいじっています。

スマホをいじることは私にとって難しく
画面についた小さなホコリらしき物を取る作業が発展してしまい本来の作業ができなくなります。

スマホの外だけでなく中身についても
確認強迫で、何度もスクロールしたりリロードしたり
何か落とし物(のような感覚)をしていないか確認しています。  
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職場で注意したいことの1つ

職場で症状を隠すために演技を続けていると
儀式行為そのものではなく、儀式により遅れた分の作業をすることも
隠すようになる。

そもそもが責任感が強い気質なので
より身を削って作業に励む。

いつしかそれが当たり前になってしまう。

↑ここは本当に注意しなければいけないところ。
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強迫性障害と家族について、もしお話希望してくださる方いらっしゃいま

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不思議な憧れ

小学校の家庭科クラブでのことを
ふと思い出した。

6年生のお姉さんがコップを洗って、最後に
そこに貯めた水で軽く手をゆすいだ。

軽く ゆすぐ しかも、コップに貯めた水で。

私には到底できないことだったので
憧れをおぼえた。

こんな風に憧れたり、強く記憶に残ること、寝ているときにみる夢など
かなり変。

恐怖の対象が特殊だから。
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強迫性

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小学生の頃から、いつも手洗いにより手が荒れていて
毎年冬は手の甲のからの出血とあかぎれがあった。

大人になり手洗いが減ったわけではないが
かなり工夫して手洗いをまとめて行うようになったことで
ここ数年、手の甲からの出血は無くなっていた。

そして今年の冬は、あかぎれが一ヶ所だけだった。

少しだけ自分を誇らしく思える体験。

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強迫性障害と家

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とても嬉しい波

どんな病気でもそうだと思うけれど、この病気にもかなり波がある。

厄介なのは、自分が楽しいと思うことがあるときほど逆に悪化したりすること。

一方で、急に物事を軽く捉えられる日があり
今日はまさにそれだった。

コンビニでコーヒーを買うことも、私にとってはそこそこのイベントだ。

店員さんとのやり取りから、カップの設置や蓋を取る作業、冷めないように完璧なタイミングで飲めるか、泡が口についてしまうこ

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季節の話

強迫性障害の自分にとって
暑さ寒さは命にかかわることだと思う。

夏は、冷房の効いていない環境で
エンドレスな儀式行為に没頭しなければならない場合は
熱中症状態になる。

が、私の場合は冬のほうが影響は負荷は大きかった。

まず小学生の頃は、真冬であろうと水しかでない水道で手を洗い続ける。
赤くなり感覚が無くなる次の段階として、呼吸が一瞬止まっていたのを覚えている。

腕まくりから始まり、基本的に

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プチお話タイム

自分の治療のいっかんで、初期の強迫性障害の息子さんをもつお母様と話す機会がありました。

息子さんのことを凄く心配されていて、まさに″藁にもすがる想い″で
たくさん勉強したり、相談されているようでした。

それまで、この病気について人様に話すようなことは絶対したくなかったのに
お母様と少し話していると、自分の経験談や親に対する気持ちを
次から次へ言葉にしている自分がいました。

自分の経験が少しで

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恐れているもの

コロナウイルスのニュースが頻繁に流れる毎日。

早く終息することを願いながら、しっかりと対策しつつも
いつも感じることがある。

人の命を奪うウイルスと一緒にする話ではないということは重々承知のうえで
敢えて言うと、それは

私にとっては、ウイルスと呼ばれるものよりも
汚い物の方が恐い。何故こんな偏った感覚なのだろうか?

ということ。

強迫性障害には、特定の数字を恐がるなど、複数のタイプがある

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書類に負ける

昨日、ちょっとした頼まれごとで
大事な書類を書く→見直す→提出という雑務をした。

ほんの少し緊張はするが
たいしたことではない。

ただ昨日は調子がよろしくなく、何度も見直しをしてしまった。

きちんと書かれているのに、何度も何度も。

スタートから気にしなければ″サラッと見直し″で乗り切れるはずなのだが
一度その工程が出現してしまうと、あとは同じ回数の見直しを繰り返すもしくは回数が増えていく。

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大人になると思うこと

健常者の方にはわからない感覚、「わからないどころか、そんなこと考えたこともなかった」というような事を気にする強迫性障害者。

「きっと私の脳には、重篤な欠陥がある。
脳の研究者に協力するから、全データをとってほしい。治るなら手術して欲しい。」とか
ふと思ったりする。

だけど医学的には、この病気の原因は
そういったものではない。。

何故こんなにも、自分はおかしいんだろう?感覚が違うんだろう?

自分を虐待することにつながる

↓あってはならないこと

儀式におけるルールに、例外は許されません。

私の場合、例えばお風呂で浴槽を洗っていて
大量の洗剤でクラクラしても

「ドアを開けて換気してはいけない(外に洗剤が出たらダメだから」とか

とっくにのぼせているのに「お湯の温度は下げてはいけない(汚れの落ちが悪くなるから)」とか

危険な状況になることがありました。

そんな意味のわからないルールに縛られていると
いつも「私

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未だによくわからない発作について

直接的に強迫性障害の症状ではないのですが
発作が起きることがあります。

一番はじめに起きたのは
たしか中学の授業中。

急に自分の席にじっと座っていることができないくらい、意識が飛びそうなくらい不快感MAXに。

息ができなくなるわけでも汗をかくわけでもないので
周りには気付かれない。

が、人がいる環境に身を置いておくことができない。

多感な時期で、手を挙げて御手洗いに立つことも勇気がいたの

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