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バタフライ・エフェクト

私の仕事をざっくり伝えると、”奉仕”の仕事をしています。

一つは障害者施設でのアート講師、もう一つはセラピスト、それにプラスして作家活動もしている、といった三つの役割です。

そのどれもが”社会をより良くしたい”という根本的な欲求に基づくもので、どれも楽しいお仕事です。
どれか一つに絞ることこそがプロフェッショナルだと考えたこともありましたが、ご依頼をいただいている=需要があるならば、可能な限り対応していきたいと感じるようになりました。

適職というものが、必ずしも一つとは限らないからです。
目の前に差し出されたものをこなすことの方が、何か一つに決めることより私にとって遥かに重要だと思ったからです。

そこにお金が発生してもしなくても、自分の才能や能力を使って他者と繋がり、そこに循環を見出す。
それがお仕事なのでは、と感じます。

とはいえヒーリングのお仕事は、見えない世界と繋がることが多いので、自分が見えているもの、感じているものに関して、90%の信頼と10%の節度(三次元の人間的価値観)を大事にしています。

クライアント様へ、十分な対応ができているか、より良くなるために貢献できているか、を常に考えています。
そのため、この不確かな情報(スピリチュアル)を伝えることが、本当に他者へ利益を生み出しているのだろうか、と不安になることもあります。

そんな時、親友がとてもセンスある言葉をくれたので、ここに記したいと思います。

「butterfly effect」:バタフライ効果
ほんの些細な事がさまざまな要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方のこと。

今、自分が行なっていることが、ものすごく細やかで小さな動きだったとしても、行動に起こしたことによるエネルギーの変化は、のちに大きな現象の引き金となり得る。

クライアント様が、実際に”本当の自分を生きる”と決めて、その行動を起こした時(魂のスイッチが入った瞬間)、凄まじいエネルギーの渦を感じます。外側には全く見えないのですが、内側の目まぐるしい変化、変容が見えたりします。ゆっくり変化する方もいれば、数秒で変化する方もいます。

そして、実際に内側のエネルギーが変化することで、遅れて外側の変化がやってきます。

私がやっていることは、”本当に細やかなこと”なのですが、クライアント様自身の心、身体、魂が統合され、車輪のように回り出したとき、あるいはその前兆を感じたとき、「本当の自分(魂)を思い出されたんだなぁ」と納得します。

だとしたら、私の小さな小さなバタフライ・エフェクトを、もっともっと多くの方々へ活用できるよう、現実世界、精神世界への探求や感情経験、学びを深める意味が大いにある、と感じます。


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