声が楽しそうじゃないと言われた。
こんにちは。れいしーです。
普段は歌ったり、曲を作ったり、表現のお仕事をしています。
今回は、先日行ったボイトレ で言われてすごく考えたこと、
”声が楽しそうじゃない”
というテーマでお話ししていきたいと思います。
先日、新しいボイストレーナーの方に教えていただくことになって、
そのボイトレ に行ってきました。
これまで男性の方に教えてもらうことが多く、
今回女性の先生ということで、緊張しました。
話してみるとすごく気さくな方で、”指導者”という言葉が
すごく似合う、人をこれまでたくさん見てきたんだろうなあ
ということを沢山お話しいただきました。
ボイトレ 自体もすごくよくて、今まで鳴ったことがない体の部位まで
鳴らせるようになって、すごく楽しいレッスンでした。
本題に入ります。
レッスン後に少し雑談していて、
”歌うの楽しい?”
と聞かれました。
僕は「はい、もちろんです。」
という答え以外思いつかなかったので、そう返したんですが、
「きみは人の評価を気にしすぎる。それだと潰れていっちゃうよ」
「声が楽しそうじゃない、若いのになにに焦ってるの?」
と、かなり見透かされてしまいました。笑
先生は40年以上ボイストレーナーをされてきて、本当にいろいろな人を見てきたからか、すぐに僕の悩みや辛さが見抜かれてしまいました。
その先生は、
「自分にないところを探すより、今自分にあるものの大切さをもっと感じなさい」
といいます。
もう、なにも反論できず、本当にその通りだと思いました。
そんなことを言われたのは初めての経験だったので、
かなり困惑して、涙が出そうになりました。
たしかに、とにかく今の現状を変えたい一心で、発信活動をしたり、スキルアップをしたりして、どうにか抜け出せないか、という思いで生きています。
そのために本を読んで勉強したり、作曲を教えてもらったり、ボイトレ に通ったりしているんですが、
先生曰く、それは「焦り」にしか見えないそうです。
自分という存在を見つめなかったらどうなっていただろう
と、家に帰って思うとすごく怖かったです。
自分のことを肯定できない、自分が頑張っていることを認められない。
それで人を楽しませるというのはかなり傲慢なことだなと思いました。
その先生のレッスンにはまた通うことになったので、
その時に、自分が深く考えた答えを提示できたらと思います。
すこし抽象的な話でしたが、
最後まで見ていただいてありがとうございました。
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