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応募率15%超え!SIer×ダイレクトリクルーティングで成功する4つのポイント【テンプレDLしてください】

緊急事態宣言が長引いていますが、エンジニアの採用市場は活発です。
dodaの転職求人倍率レポートを見ても明らかですね。

『2021年4月 doda転職求人倍率レポート』

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前年比と比較すると当たり前ですが、落ち込んでおります。
とはいえ、他業界、他職種と比較すると大変高い数字になっていますね。。。

外部環境に伴い、業界の再編が起こっているような気がしていて、採用を積極的に行なっている会社と一旦は採用をストップしている会社の二極化が進んでいるように感じています。

今回はシステムインテグレータ(SIer)の採用支援をさせていただいている中で、コロナ下におけるエンジニア採用のベストプラクティスができましたのでご参考ください。

基本データ
【企業情報】
従業員規模8000名。東証一部上場。
デバッグ・テストサービス、セキュリティ事業を展開するシステムインテグレータ

【募集対象】
テストエンジニア、プロジェクトマネージャー、ITコンサルタントなど

【媒体(ダイレクトサービス)】
doda Recruiters(サービスまとめはこちら)

【依頼の背景】
人材紹介サービスを中心に、複数のダイレクトリクルーティングを活用されていました。
ただ、思うような効果が出ていないとのことでご相談をいただきました。







<SIerが採用をする上で重要な4つのポイント>

・採用ターゲットの理解をする=訴求すべき内容を考える。
・競合と比較した自社の魅力(=武器)と戦略を考える。
・自社の魅力(=武器)を適切に表現する。
・費用対効果という観点で採用チャネルの選定する。

採用ターゲットの理解をする=訴求すべき内容を考える。

(考えたこと)
-現在の課題と訴求内容をどうするか?
SIerの中でもデバッグ・テスト領域に強みを持つ企業様です。
一般的にテストやデバッグエンジニアに対しては以下のようなイメージが先行してしまっているだろうと感じました。

・下流工程のイメージがある(上流工程に携われないのでは?)
上流工程を経験しなければキャリアの幅が広がらないのでは?
キャリアップできないのでは?結果、年収が上がらないのでは?

ゆえに、以下の不安が生まれているのでは?という仮説を持っていました。
・キャリアダウンしないだろうか…
・領域特化してしまい、つぶしがきかなくならないだろうか…

そのため、「テスト、デバッグに対するイメージの払拭」が鍵になるだろうと考えました。

エージェントの担当者にもヒアリングを行い、ターゲットになる方の理解はもちろん、彼らが転職において重要視しているポイント、テスト、デバッグに対するイメージとその背景をヒアリングを行いました。

ストーリーとしては以下のようなイメージです。

(ストーリー)
・なんのためにやるのか?(=事業・サービスを提供・運営する目的)を訴求し、自動化やテスト・デバッグが今求められている理由は?

・自動化やテスト・デバッグマーケットの現在と未来の展望は?(主にマーケットの外部環境)

・マーケット内の自社の立ち位置と強み(顧客から選ばれる理由)は?(SWOT、3C)

・どのような人材が必要で、求められる経験は?

・自社に入社することで得られる経験は?それに伴うキャリアイメージは?

これらをスカウト文面や求人票に落とし込もうと考えました。

競合と比較した自社の魅力(=武器)と戦略を考える。

自動化やテスト・デバッグの業界にも競合企業はもちろんあります。
各社がどんな訴求を行なっているのか?を情報収集しました。

ここで大切なのは「どんな訴求を行なっているのか?」を具体的に把握すること。
競合企業それぞれに事業戦略や採用戦略があり、同業界においても求めるターゲット像は違います。
しかしながら、類似する内容はかなりありますので、それぞれの会社がどのような訴求ポイントを打ち出しているのかを把握することは大変重要になります。

求人サイトやIndeed、求人広告、エージェントからの情報などなど情報収集の手段はたくさんありますので、それらをまとめてマトリクスにし、自社がどのような訴求をすると効果的なのか?差別化できそうか?戦略を考えやすくなります。

例えば…
・スキルアップ推しなのか?
・年収推しなのか?
・働く人推しなのか?....etc

自社の魅力(=武器)を適切に表現する。

「競合企業の訴求している内容」と「自社が訴求すべき内容」とが明確になれば、それらを踏まえてどのような表現を行うかが重要です。
ここで重要なのが、定性的な情報と定量的な情報を織り交ぜながら記載することです。
また最近ではスマホでスカウトメールや求人票を見られるユーザーが多いので、可読性も考えながら改行や箇条書き/文章形式などを考えながら記載する必要があります。

伝えるではなく、伝わるを意識!
・定性情報と定量情報の二つの軸が重要。
・可読性を考え、改行や箇条書き/文章形式を意識。

最後にストーリーを持って記載すること。

ストーリーで考えるとは?

・カスタマーのジャーニーを考え、スカウト文面でどのような状態を作りたいのか?
・その後求人票でどのような状態を作り、応募をしていただくか?

これらを踏まえて記載する必要があります。

*今回使用したテンプレートは以下よりダウンロードいただけます。
まずはお問い合わせください。

費用対効果という観点で採用チャネルの選定する。

ダイレクトリクルーティングの媒体選定を間違えている企業が圧倒的に多い印象を持っています。
自社に合った媒体をチョイスしないと、スカウトメールの配信にかかる工数と返信率、応募率などの結果のバランスが悪くなり、採用ができない、疲弊してしまうことが多々あります。

「自社にあった」ダイレクトリクルーティング媒体を選ぶために必要なこと
・媒体の特性は?(通数制限、契約期間など)
・対象者がその媒体の何に魅力を感じて登録しているか?
・どんなライバル(競合)がいるか?
・登録数ではなく、実際に転職活動を積極的にしている人(アクティブ層)は何%くらいいるのか?その根拠は?
・アクティブ層を選別できる機能はあるのか?
・業界平均の返信率ではなく、高い企業はどんな企業で低い企業はどんな企業なのか?
・返信率が高い企業の理由と低い企業の理由と違いは?
・返信率が高かったとしてもその後の決定数、返信からの内定率、決定率は?

以下も参考にしてください。

今回も複数のダイレクトリクルーティング媒体をお使いになられておりました。
まずはどのダイレクトリクルーティング媒体を強化すべきか?とご相談をいただきましたので、課題を詳細に把握し、勝ちパターンを見つけるためにdoda Recruitersをチョイスしました。

doda Recruitersのメリデメはこちらから確認してください。
(最新のものではないですが、基本として捉えていただければと思います)

結果

-以前まで使われていたダイレクトリクルーティング媒体での数字

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-今回doda Recruitersでの数字

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-比較

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スカウトメールの既読数、求人票の閲覧数は比較できませんが、応募率だけを見ても効果改善されていることが伺えます。

今後、応募者との面談で「興味を持った理由」などを伺い、よりブラッシュアップしていくとともに、エージェント担当者にも情報連携を行い、人選をするための貴重な情報としてアップデートを行なっていきます。


まとめ

以下を意識し直すことで採用において大幅な改善が見込まれます。

<採用をする上で重要な4つのポイント>
・採用ターゲットの理解をする=訴求すべき内容を考える。
 -採用ターゲット(ユーザー)を考える。
 -業種・業態を考え、採用ターゲットが現状持つイメージを考える。
 -ユーザーが持つ現状のイメージに対して何を訴求するのかを考える。

・競合と比較した自社の魅力(=武器)と戦略を考える。
 -採用ターゲットに対し競合がどのような訴求をしているのかを知る。
 -自社の強みを考える。
 -自社が訴求すべき内容を考える。

・自社の魅力(=武器)を適切に表現する。
 -伝えるではなく、「伝わる」を意識する。
 -定性情報と定量情報の二つの軸で考える。
 -可読性を考え、改行や箇条書き/文章形式を意識する。
 -カスタマーのジャーニーを意識し、ストーリーを考える。

・費用対効果という観点で採用チャネルの選定する。
 -自社にあったダイレクトリクルーティング媒体を選ぶ基準を持つ。

スカウトテンプレートのダウンロードは
以下よりお問い合わせください。


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