たけなわアヤコ

フリーライター兼、編集/ライター歴7年/札幌在住のバツイチアラサー/ブログやTwitterもやっていますが、ツイート以上ブログ未満のつらつらとしたつぶやきはこちらへ投稿しています。その場の香りや体温が匂い立つような文章を書きたい。

梨が、すっぱかった

君の家。君の部屋。君の机で。君の切ってくれた梨を僕は君と食べていた。 一切れつかんで、一かじり。じわりと口の中にたっぷりの水分と酸味が広がる。 (ああ、おいしい…

クールビューティーな彼女と、僕

向かい合ってソファに座る君の強気なつり目がちの瞳に今、映されているのは僕――じゃなくて単なるファッション雑誌。そんな流行だとか何だとかなんて、全然気にしていない…

そんな誘い文句考えてたよ

夕焼けのオレンジ色を映して雲がぷかぷか浮いている。 カラスが山へと飛ぶのを見て、山に七つの子でもいるのかしらん?と彼が言った。 僕と彼は二人並んで寝そべっている…

めかしこむ。

もうすぐ29歳。三十路も間近な私だが、この歳になって、過去最高に自分をめかしこむようになった。 *めかしこむ=お洒落すること。 私は小学生の頃から、服によるお洒落…

私は、実家がほしい。

里帰りの話などを聞く度に、思う。 私は実家がほしい。 ねえ、あなたが思い描く実家とはどういうものだろう。 幼い頃に暮らした、輝く思い出も、悲しい思い出も、つまっ…

寝ながらでも、無意識にでも、包み込むように抱きしめてくれる腕に幸せを感じる。

同時に、ひとりぼっちで毎日泣いていた幼い日々を思い出したら、なお今の幸せが尊くて。

今も泣いてしまった。

幸せになれるんだなあ、って。

なれるものなんだなあ、って。

泣いている。