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Portugalには3つの政府が存在して旗が3つあるという事実

Olá! Boa tarde。

ご存知でしたか?

Portgalには国そのものの政府以外に
自治権が与えられ、独自の政府を持っている場所が
あることを!

そして自治権を持つ場所に政府の旗が存在するので
Portugalには国旗の他に旗が2つあることを。

今回は少しまじめなお話。


Portugalにある政府

Portugalには日本と同じように
国を統治するPortugal政府があります。

しかし、Portugalには同じ国であっても自治権を持ち
独自の政府が存在する場所が2つあります。

その場所というのが
Portugal領であるMadeiraAzoresです。

行政区分としてMadeira自治州Azores自治州
呼ばれることもあります。

自治権を持ち、政府があるので、この2つは
Portugal本土とはまた違った体制で政治を行っています。

だからといってメチャクチャやっている訳でもなく、
Portugal政府と足並みを揃えるときは揃えつつ、独自の
やり方でそれぞれの自治州を治めているといった感じです。

ではなぜ、自治権があるのか?

その理由は
難しい話をすると少し複雑で長くなるので割愛しますが、
簡単に言うとPortugalの首都・Lisboaから
離れているためです。

そのため、1978年に自治権が与えられました。

自治権があり、政府があると言うことは・・・

旗も存在するのです!

ここからそれぞれの旗をご紹介。


Portugalの国旗

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こちらはみなさんご存知のPortugalの国旗です。

緑と赤の2色に、国章の主要部分が配された
デザインとなっています。

実はこの緑と赤の配色になったのは
1910年からで、それまではPortugal国家を表す
伝統的な青と白を基調としたものだったそうです。


Madeiraの旗

画像2

続いてMadeiraの旗。

左から順に青色、黄色(金色)、青色の順で色が配置されて
黄色部分の中央にはキリスト騎士団十字が描かれています。

このMadeiraの旗。
色の意味合いがすごくMadeiraっぽい感じで
私は好きです。

青は島国であることを表し、黄色は豊かな経済活動を可能に
する穏やかな気候を表しています。

MadeiraはPortugalの中で1番穏やかな気候で
大西洋のハワイと言われている場所です。


Azoresの旗

画像3

最後はAzoresの旗。

Azoresの旗は青と白の2色。
中央にはAzoresの象徴であるAçor(オオタカ)と
Azoresの9つの島を表す星が配置され、
左上にPortugalの国章があるというデザインに
なっています。

旗のデザイン説明で気づかれたと思いますが、

Azoresの名前の由来は
Português(ポルトガル語)でオオタカを意味する
Açorから来ているんです。

最初、シンボルとなっている鳥が何か分からず
心友ともめたことがあります 笑。

たかが旗の鳥のことで・・・笑

実はタカだと思ってはいたのですが
タカがAzores上空を飛んでいるのを
見たことがなかったのです。

よく見かける鳥といえば
・カモメ
・ハト
・スズメ
・ニワトリ
・カモ
・アヒル
ぐらいです。

大体、旗のシンボルとなるものは
その土地に由来しているものなので
不思議でならず、
たくさん飛んでるカモメ説をあげたのですが、
心友曰く、カモメなんかシンボルにしないと・・・

その次に多いハト説が出たのですが
私がハトがあんなにCoolな顔をしているはずがない!と。

では一体何なのか?

これでけっこう揉めに揉めました 笑。

けっきょく調べた方が早い!となって
調べたところ
やっぱりタカだったのです。

でもいないのです・・・

不思議ですね。

そんなAzoresの由来となったオオタカの
オチのような話があるのですが、
長くなるのでまた後日のお話に。


さらに詳しい内容はこちらでも紹介しています▼



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