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Day048 時を遡る③昔好きだったこと

ソンクランの振替も今日で終わり。4連休を終えて、明日からまた仕事。雨季の曇り空も、晴れたり曇ったり、まだまだ忙しそう。

新しくオーブンを買って、久しぶりに色々焼いてみた。自分の手で何かを作ること、大人になってから憧れていたけど、昔からよくやってたんだな。

昔好きだったけど、今は思い出しもしないこと、きっとたくさんあるだろうな。成長しているということでもあるし、なんだかちょっぴり寂しい。

本を読む

小学生の時、図書館の伝記をかたっぱしから借りていった覚えがある。全然内容は覚えてないけど、白いハードカバーで、なんかかっこよくて、誰も読んでないから綺麗で・・・キリストとか、ナイチンゲールとか、読んだ覚えがある。今もあの図書館にあるんだろうか。

ファンタジー系の話も好きで、よく読んでいた。『不思議をのせたアリエル号』、『ガンバとカワウソの冒険』とか。当時は分厚い本がかっこよくて、5cm以上のハードカバーを見ると、借りずにいられなかった笑 でも後にこれが、読書の習慣に繋がったんだろうな。

もう少し大きくなると、好きな作者もちょこちょこ出てくる。きっかけは西洋の作者がかっこいい、ってやつだったけど、ダイアナ・ヘンドリーさんのシリーズで、『屋根裏部屋のエンジェルさん』とか、ビアトリクス・ポターさんの『妖精のキャラバン』とか・・・これで夏休みの読書感想文の宿題もやったなぁ。ジブリで放映された、『ハウルの動く城』の原作である『魔法使いハウルと火の悪魔』も、このころ出会ってた。

スポーツをする

小学生の高学年までは、手芸や料理とかの屋内クラブ活動にしか興味がなかったけど、これ、というスポーツに出会ったのは球技大会がきっかけだったな。外で遊ぶのは好きだったし、体育の授業も抵抗なかったけど、チームでやるスポーツの面白さに気づけた。

小学生にしては背も高くて、学校のミニバスもすごい強かったわけじゃないから、興味を持ってからすぐに始められて、そこから中高とバスケを続けた。

運動部に入ると、体つきも強くなって、球技大会や陸上大会ではなかなか重宝されたし、青春の一ページを彩っている。

練習なんかは地味で、今思えば、何も考えずによく続けていたなと思うけど、高校の時に来ていた大学生のコーチが、『こんなに一生懸命にバスケができるのは、高校生までだ(だから頑張れよ)』と言ってくれてたのを思い出す。そんな時間をたくさん過ごしたチームのメンバーは、今も大切な友達。

大学生以降は、身体も思うように動かなくなったり機会が減ったり、何をするにおいてもそうだけど、それぞれがいろんな想いをもってやっているから、あらだけ同じ方向に向いて頑張れる機会って、これからどれだけあるんだろうか。

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この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。たいていの人はその二つを区別することができない。村上春樹 海辺のカフカより

退屈でないことに、目を奪われがちだけど、本当に自分の心に残るものは、退屈でも、飽きないものなのかもしれない。

Stay Gold.,

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