オールドレンズで広がる世界
お久しぶりです。
ここ数ヶ月多忙な時期が続き、週末もなかなかよい天気に恵まれず、意図せずしばし写真撮影から遠ざかってしまっていました。
新しいボディの購入も視野に入れていたのですが、今購入しても持て余してしまうかも…と踏み切れず。
そんな折、ふと安価で購入できるオールドレンズを用いた撮影に挑戦してみようかなと思い至ったのです。
わたしが所持しているボディはマイクロフォーサーズ機のOM-D EM10 Mark3のみ。
くわしい仕組みはあまり理解できていないのですが、フルサイズ換算で焦点距離が2倍になります。
たまたま安価で入手できたロシア製レンズ、Jupiter8が50mmレンズだったので、焦点距離は100mm。中望遠ってわたしのようなカメラ初心者には扱いにくいのかも…と思っていたのですが、この組み合わせでの撮影がとてもとても楽しかったのです。
同じカメラでも、見える景色が全然変わってくるのがとても新鮮で。
色味や空気感が、これまで使ってきた現行のzuikoレンズより優しくて柔らかい気がします。
上の写真は撮って出しなのですが、撮りたかった夕暮れの柔らかいほの暗さがしっかりと映し出されていて感動しました。
こういう、なにかひとつ主役を写したいなというときには100mm画角がとても使いやすく感じます。
マニュアルフォーカスのレンズを使うのがはじめてで、
ピントを外してしまった写真も大量にあるんですが
これはこれでゆるゆるとしていて個人で鑑賞する分には許容範囲だなぁと思ったり (自分に甘い)
サムネイルにも用いたこの写真は特にお気に入り。
こちらも撮って出しです。
素人なのでどういうボケが上質なのかとかわかっていないのですが、個人の主観としてはこのボケ方、なだらかで好きです。
最後の1枚はピント合ってないけど
お花を撮るのがとても楽しくなった。
なんてことのない道も空も、ゴミ袋ですらなんとなくノスタルジックに撮れてしまう気がするのです。
オールドレンズの性能をきちんと引き出すには、きっとフルサイズボディが必要なんだと思います。
でも、初心者のわたしには今のところこれで十分かなって。
小ぶりなOM-D EM10に同じく小ぶりな単焦点レンズは収まりがよくてビジュアルもかっこいいし、ボディ内手ぶれ補正のおかげで夜でもピタッとブレずに撮れるし。
次は28mmとか、広角寄りのレンズを購入して楽しんでみようと思います。マイクロフォーサーズにオールドレンズ、楽しいです。
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