見出し画像

フィリピンに行って参りますの話を書こうとしたら、ぱんちゃん璃奈さん謝罪動画で鳴り止まぬ与太話コールの巻

明日の朝からフィリピンに行ってきます。ワクワクしています。羽田便で助かりました。羽田と成田は空港までの移動の負担が全然違います。

フィリピンに行くのはエドアルドフォラヤンに会う以外の理由はありません。エドアルドフォラヤンと青木真也を巡る物語は両者の物語に加えて、ONEの物語が複雑に絡み合っていて、味わえるように世に出せたとするならば、なかなかに味わい深い仕上げになっております。一言に説明するのは難しいのですが、エドアルドフォラヤンの立身出世物語と青木真也の物語が交錯して、それがONEの初期を加速させるエンジンと重なった形であります。

フォラヤンとは3回も試合をしていて、全てに意味があって思い出深い試合です。消費のスピードは年々上がっている上に試合数も増えて、今や試合をして覚えていてもらえる方が珍しく感じてしまうほどですが、こうして試合をして月日が経っても味わってもらえる試合と作りをできているのは大事なことだと思います。試合をしてカネをもらう以上に消費されない味わってもらえる試合をする方を大事にした方がいいと僕は思っています。まあそれはそれとして。

エドアルドフォラヤンに会いに行くのはもちろん楽しみで、互いに頑張ってきたギフトだと思うので、楽しみでワクワクしています。フォラヤンのチームのラカイで練習するのも楽しみです。ただそれとは別にして海外に行くワクワク感があると思うのです。

海外に行くワクワク感にも種類がたくさんあって、旅行に行くヒャッハー的なワクワクもあれば、試合に向かうヒリヒリしたワクワク感もあります。僕は東南アジアに向かうときに感じる独特のドキドキ感があります。それは人の若さであり、これから成長していくであろう息吹です。

フィリピンは人口が1億1250万人で平均年齢が24−26歳。日本の1億2560万人で平均年齢が48歳とは当然、勢いも変わってきます。やっぱり人口が増えていて、若い人が多い国は活発にもなるし、流れている空気が違います。やっぱり欲が街にあって勢いが違います。ここら辺の話は先日もインターネット内で成田さんの発言が燃えていたりで触るな危険です。僕はこの歳になると緩やかなこの国の空気感は好きです。

日本人選手が勝てないとか、日本格闘技が世界的に落ちている的な論をされることはあって、11月のONEの試合後もチャトリCEOがそのようなことを仰っていました。ツッコミどころはあるものの、その論もわからなくもないですが、僕的には若い人が減っていて人口減少のフェーズに入っている日本において、右肩上がりの成績を求める方が難しいし、その意味では「日本格闘技はよく頑張っている」と僕は思うのですが、皆さんいかがお考えでしょうか。

日本格闘技を盛り上げていくとか、復興していくとかの話になるとそもそもの国の問題や構造を変えていかねばな話になって、政治の領域に行ってしまうので僕としましては「私の仕事ではない」となってしまうのですが、皆さんどこまで本気かどうかはわからないのですが、鼻息は荒いんですよね。まあそれはそれとして。それではフィリピンに元気に行ってきます。大寒波襲来のタイミングで嬉しいです。

ここで行ってきます!で終わりたかったところではありますが、ぱんちゃん璃奈さんがYouTubeで謝罪動画に見せかけた活動再開の狼煙をを上げていたので、せっかくですから、せっかくですから、皆様の鳴り止まぬ与太話コールに応えて、与太話を書いていこうと思います。

那須川天心さんと武尊さんのサインを真似して書いた上、うっかり本物だと偽ってYahooオークションで売ってしまった「ぱんちゃん璃奈」こと岡本璃奈さんが唐突にYouTubeで謝罪動画を上げておりまして、謝罪動画なのに広告出すなよ!とか、ちゃんと黒髪にしろよ!後ろは赤いよ!とか、アクセサリーはしない方がいいよ!とか、そもそもコメント出すのが遅いよとか、一緒に活動してた昇侍さんは元気かな?とか、突っ込みどころ色々あるにせよ、もう見られないと思っていた「ぱんちゃん璃奈」こと岡本璃奈さんが元気そうで何よりです。ファンとして元気な姿を見れてこれ以上嬉しいことはありません。嬉しさのあまり東スポの前田記者に「コメント出すよ」と連絡してしまったほどです。みんなで読もう東京スポーツみんなで読もう!月刊青木真也!

ここから先は

1,607字

¥ 300

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。