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応援ありがとうございました。楽しかった。いいプロレスでした。

応援ありがとうございました。最高に楽しいプロレスでした。

結果は判定負け。試合前の「思い通りにはさせねえよ」のnote通りで意地悪に意地を張ってきました。青木が負けたのは事実。人によってはボロ負けと見るだろうし、塩試合と位置付けられるのは重々承知です。正々堂々の塩試合。

その上でめっちゃ楽しかった。この試合を味わえないのであれば青木真也の客じゃないんですよ。前回の試合が万人受けするものを創ったので間口が広がって本来であれば青木真也の客ではない客が入ってきていたので「思い通りにさせねえよ」の意味でも丁度よかったと思います。今回の試合は受け手の腕前が問われる試合ですが、SNSや僕に届くメッセージから感じる限りではよく読み解いて味わってくれていて、いい客を持ったなあと嬉しく思っています。みんな本当にありがとう。

ONEの思惑はルオトロ兄弟の華々しくデビューで新しい柱となるグラップリングを打ち出したいのは鼻が利く僕でなくともそれなりの知恵があればわかるだろうし、試合翌日にはEVOLVEでセミナーを開催する広告を見ていたので、僕がクイックで極めたり泥試合で極めさせなければ絵が崩れて面白いだろうなってニヤニヤとしていました。負け役でお仕事で呼ばれてるのは重々承知だけど、素直に思い通りにさせる青木真也ではありません。意地を見せてやろうと思ったし、意地を張って意地悪に試合をしようと思っていました。

ケイド ルオトロ選手が自信があるのは試合前にわかりました。
19歳の自分がそうであったように希望に満ち溢れて上しか見ていないと思うし、39歳の老兵を斬って落として上へ上へ行こうとするのでしょう。そんな彼に最大限の意地っ張りと意地悪で希望と絶望をプレゼントして差し上げました。舐めんなよって。こっちも易々と踏み台にされるわけにはいかないのですよ。僕には僕の立場とやることがあって死ぬわけにはいかない。

青木真也の付け焼き刃グラップリング練習でのグラップリング戦。
自分で研究して仮説を立てて対策をしていくつかの戦略を立ててやってきました。格闘技者としての腕はしっかりあると思えたし、それがあるからまたやろうと思えます。試合後にケージサイドのチャトリに「これで負けにするのか!?」と戯けて見せつつ、「すぐにチャンスをくれ」と伝えると「真也のグラップリングはまだすごい!すぐにチャンスをあげる!」と言ってくれて、チャトリも極められて負けると思っていたんだなって思いながらもチャンスをくれるようで何よりです。まだまだ頑張りますよ。

39歳と19歳の10分。青木真也が伝えたかったことは10分の中に凝縮されています。自分の客を信用しているから、個々感じて頂いて個々の持ち場で活かして頂けたら何よりです。青木真也が連鎖したとき、それは青木真也の一番の喜びであり社会貢献だと思っています。

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