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月刊青木真也

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2019年3月の記事一覧

結審の日を前にして。

結審の日を前にして。

おはようございます。
結審の前日です。明日には審判されます。
勝ちたいとか、やってきたとか、そんなのは最低限の話として、もう運に任せようと観念しています。あとは知らない。ここまでは間違いなく100%の取り組みをしてきたし、できることは全てやってきました。

昨日、格闘技通信増刊号という名の大会パンフレットを読んでいました。
青木のインタビューは池田園子さんに指名で書いてもらいました。青木の考えるこ

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試合前の練習とコンディショニング。今日は記者会見だよ。

試合前の練習とコンディショニング。今日は記者会見だよ。



試合前の宿泊先に入りました。

海外の試合が何年も続いていたので、飛行機に乗らずに試合前の宿泊先に入る感覚は、やりやすいはずであるのに不思議な感じです。もちろん身体の負担がないのは、事実だし、ありがたいことです。

計量はONE独自の体重とハイドレーションテスト(尿比重による水分量の保持の計測)なので、最後に尿が出るようにする注意だけで、極度の食事制限をすることがなく過ごすことができます。

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試合の週は退屈です。働かない辛さを感じます。試合前の身体も公開だよ。

試合の週は退屈です。働かない辛さを感じます。試合前の身体も公開だよ。



試合の週は時間を持て余します。暇です。退屈です。

練習量が減るし、仕事をいれないスケジュールを組むので時間を持て余しています。簡単にいうと暇というやつでして、私のような回遊魚にとって、アーリーリタイアとか遊んで暮らすことが難しいのかを身を以て感じます。

「遊んで暮らす」とか「好きを仕事」にするなどの憧れるフレーズのほとんどは「隣の芝生は青く見える」の理屈だと思います。遊んで暮らすって絶対に

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決戦9日前に“バカサバイバー”を直撃!

決戦9日前に“バカサバイバー”を直撃!



来る3月31日に両国国技館での『ONE』ではメインに登場し、エドゥアルド・フォラヤンとのONE世界ライト級タイトルマッチを闘う青木真也。フォラヤンには2016年11月に敗れてベルトを取られただけにリベンジマッチとなるが、日本国内でのMMA戦は、『RIZIN』での桜庭和志戦以来、実に3年3カ月ぶりとなる。決戦まで10日を切った今、“バカサバイバー”は何を考えているのか。いざ、直撃!(聞き手◉“S

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追い込み練習が終わりました。18時20分に1人の部屋で綴る。俺は人を元気にする仕事をしてるんだ。

追い込み練習が終わりました。18時20分に1人の部屋で綴る。俺は人を元気にする仕事をしてるんだ。

試合前の追い込み練習が終了しました。

今の正直な感想を書きます。3月22日18時20分。練習から帰宅して、誰もいない部屋で綴る、青木真也の正直な気持ちです。

来週後半は大会行事でホテル滞在です。今回セコンドをお願いしていた宇野薫さんが「試合前の帯同もするよ」、「一人でしょ?」と帯同を申し出てくれました。この気持ちがすごく嬉しくて、心が温まりました。精神的な充足は試合のコンディションには大きな役

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都内ナンバーワンの萩の湯と青木スタイルのサウナ入浴法。

都内ナンバーワンの萩の湯と青木スタイルのサウナ入浴法。

試合前の練習も佳境で心身共にギリギリのところ歩いています。
忙しいですねって言ってもらえることもあるのですが、実際は練習と取材などの仕事の合間はあるので、労働時間として考えると1日8時間の拘束とはならないです。昨日も今日も練習取材とありましたが、時間自体はトータル4−5時間でぬるいこと言ってんじゃねえよって話です。

ただスポーツ選手や作る仕事をしていると身体を休めることも重要な仕事になってきます

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ミニマリストの日曜日とパンクラスの感想。パンクラスの試合感想は盛りだくさん。

ミニマリストの日曜日とパンクラスの感想。パンクラスの試合感想は盛りだくさん。

日曜日。パンクラスのアンダーカードでの解説のお仕事をいただいたので15時から新木場スタジオコーストに行ってきました。家から新木場まで23km。自転車で行ってきました。消費カロリーが700カロリーなので往復で1400カロリーの有酸素運動だと考えれば、休日の運動として素晴らしいでしょう。

朝起きて朝食を食べつつ(食パン2枚に目玉焼き2個)、昨夜のACA(ロシアの格闘技大会)を見て、出発前にさらにパン

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パンクラスとONEが提携。明日は大会。今の日本格闘技の状況を説明するとともにこれからはこうしていくといいよねって話を。

パンクラスとONEが提携。明日は大会。今の日本格闘技の状況を説明するとともにこれからはこうしていくといいよねって話を。



1月の格闘技村の大きなニュースの一つに「修斗がONEのスポンサーを受け提携」がありました。2018年にONEが日本市場に本格的に力を入れ始めました。日本大会の開催に修斗との提携で日本市場への進出を一気に進めました。立ち位置次第で見えてくるものも、考えも違うとは思うのですが、国内市場が活性化されるのであればいいのではないかと考えておりました。

3月に入ってパンクラスもスポンサーシップを受けると

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格闘技選手はアルバイトをするな。note経済圏や共助の話。自分の価値を理解して伸ばそう。

格闘技選手はアルバイトをするな。note経済圏や共助の話。自分の価値を理解して伸ばそう。



生活する上でのコストは年々下がってきているように感じています。
それは僕がミニマリストに傾いて、いっていることもあるけれど、それだけではなく生活する上でのコストが安価になっているからだと思っています。

インターネットの出現で今までお金がかかっていたものが、無料か大幅にディスカウントされているし、生活する上での用品も値段は安くなっているように感じています。

生活スタイルや住む場所で違いはある

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8年前も今日も311は世田谷で練習。

8年前も今日も311は世田谷で練習。

8年前の3月11日は金曜日でした。

千歳烏山にあるロータス世田谷で練習をしていたときに地震がきました。
練習中だったので、練習をやめるわけでもなく、そのまま練習を続けていたら、宇野薫さんが危ないから外に出ろ!と強く言ってくれて、外に出ました。地震に関係なく、練習を続けていたのは北岡青木の格闘技に熱狂しているふたりでした。

8年前の3月11日も今日も北岡さんと一緒に練習をしていて、格闘技だけで繋

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武尊が天晴れだ。日本格闘技史上ダントツのメインイベンター。

武尊が天晴れだ。日本格闘技史上ダントツのメインイベンター。

K−1は放送時間も長く、試合数も多く、視聴数も多い。

いくらタレント揃いといっても、13時から開始して21時半までは長い。ずっと見ていようとは思えないし、現地観戦組は体力勝負は否めない、でも観客が最後まで残っているのは武尊がいるからだし、タレント揃いなこともあるので、K−1は選手の手売りだよって批判は的外れだよな。さいたま満員にする集客には脱帽。

今のK−1の求心力を担保しているのは武尊がメイ

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今週のK−1のプロモーションが強くて、情報のシャワーで圧倒されてる話。で。格闘技ブームなの?

今週のK−1のプロモーションが強くて、情報のシャワーで圧倒されてる話。で。格闘技ブームなの?

格闘技ブームがやってくるって話のようです。
ブームって後からあれはブームだったよねって結果論で語るものだと思うし、バブルを認識していないで、ずっとこれが続くって思って崩壊するのが伝統芸だと思うのです。まあそれはそれとして。

K−1が今週日曜日に開催されます。
K−1の格闘技としての部分はそこまで楽しみにしていないし、試合結果はそこまで気にならないのですが、K−1のプロモーションがすごいなあと改め

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証言!『DREAM』(15)青木川尻前「もし『熊と闘え』と言われたら?」

証言!『DREAM』(15)青木川尻前「もし『熊と闘え』と言われたら?」

 2010年4月、全米デビュー戦となった『ストライクフォース』でのギルバート・メレンデス戦に敗れた“バカサバイバー”が、帰国してから感じたこと、考えたこと、実行したことを語って行く。そして、あの川尻達也戦直前の心境も含め、今回も必読の“バカサバイバー”節が炸裂!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

以下、今回の記事の一部を紹介

ボタン︎踏みつけを認める理由
ボタン︎分母の違い
ボタン︎もし「熊と闘

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「◯◯戦をやったら地獄」『ストロング本能』発売記念インタビュー!

「◯◯戦をやったら地獄」『ストロング本能』発売記念インタビュー!

去る2月20日、最新著書『ストロング本能』が出版されたばかりの“バカサバイバー”青木真也。反響も上々らしく、表面的にはご満悦な様子。今回はその話題を始め、3月31日に両国国技館で開催される『ONE』の日本大会の話など、多忙な日々を送る“バカサバイバー”に近況を聞いてみることに。もちろん今回も独自の見解が飛び出した。笑顔の数を増やす方法も含め、興味深い内容を堪能せよ!
(聞き手◉“Show”大谷泰顕

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