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武尊が天晴れだ。日本格闘技史上ダントツのメインイベンター。

K−1は放送時間も長く、試合数も多く、視聴数も多い。

いくらタレント揃いといっても、13時から開始して21時半までは長い。ずっと見ていようとは思えないし、現地観戦組は体力勝負は否めない、でも観客が最後まで残っているのは武尊がいるからだし、タレント揃いなこともあるので、K−1は選手の手売りだよって批判は的外れだよな。さいたま満員にする集客には脱帽。

今のK−1の求心力を担保しているのは武尊がメインイベンターとして、イベントを締めてくれるからなのだけれども、当たり前のようにメインをまとめるのは本当に大変なことです。

そもそも海外のイベントだとメインイベンターに求められる仕事って日本ほど大きくないように感じるのですが、日本の場合はイベントをしっかりとまとめていかないといけないので、割に合わない仕事だと思っています。

試合の勝敗だけでなく、勝ち方、物語性、その後のストーリーと全てまとめてねってぶん投げられる仕事は大変過ぎますよ。銭金の問題でなく、人生を削ってらっしゃいます。

そんな仕事を当たり前のようにやってる武尊は本当に凄いなって見るたびに思うのです。K−1の競技化された世界で棚橋をやっているって化物じみてるよなあと。

今日のメインは流石に相手も相手だったので、堅い試合で泥臭く勝つのかなと見ていたら、今日も今日で武尊は武尊であって、改めてこの怪物を観れていることを感謝せねばいけないよなあと画面に手を合わせました。ナムナム。

さて。

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