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3年ぶり!雪と晴れと雨のARABAKI ROCK FEST.22

3年ぶりのアラバキ、今年は開催されて良かった!昨年は各所からの圧力のため、開催直前で中止になってしまって本当に悔しくて悲しかったですよね。
今年の初日はなんと雪。2019年が最も寒かったと言われていたのに、それを軽く超えたなんて。私は2日目からの参加だったので、完全防備で臨みましたが、2日目はなんとめっちゃ晴れた(笑)

4/30(土)アラバキ2日目

のんびり昼頃から参加しました。例年よりステージ数も参加者も少ないので、シャトルバスも順調に運行。野外フェスの参加が久しぶり過ぎて、懐かしさが募ります。
屋台でいちごけずりを買っていたら、キュウソのリハ(家)が聞こえて来て、ワクワクしながらステージに向かうこの感じが久しぶりだなぁとしみじみ感じて嬉しくなりました。久しぶりだから懐かしさもあるんだけど、でも一方で参加してしまえばまるでブランクなんてなかったように馴染んでしまう。心地の良いホーム感。

・キュウソネコカミ
一昨年のベイキャンで見て以来かな。タクロウくんが不在のステージは初めて。セイヤくん髪の毛伸びたなぁ。
最近の曲知らないんだけど、「ファントムヴァイブレーション」「ハッピーポンコツ」「ビビった」は相変わらず盛り上がるとっても楽しい!早く「スマホはもはや俺の臓器!」って叫べる世界になれたらいいのに。ファントム聞くと、やっぱりフジファブリックの「B.O.I.P.」思い出すなー。(オマージュなのではないかと思っています。)

「推しのいる生活」ってタイトルは知っていたけど、歌詞どんなのかなって思ってて、「増えても良い」「変えても良い」ってちょっと笑ってしまった。

入退場BGMが「やさしさに包まれたなら」だったので、帰りがけそごうくんがセイヤくんの赤いギターにまたがってた、魔女宅か(笑)キュウソはSEが変わるのも楽しいなーと思います。

ACIDMANを途中まで見て、テナーに間に合うように移動。赤橙を聞いて、移動するテナー勢多数でした、すみません。昨年、ライホリでXIIXと対バンした時はガッツリ見れて楽しかったよ。

・ストレイテナー

実は今年初ストレイテナーでした。そんなに見てなかったっけ?と思うものの、テナーは2人時代からファンで歴史が長いので(恐らく私の人生で最もライブを見ているバンド)、しばらく見なくても久しぶりがしないと言うマジック。

1曲目が「REMINDER」だったのですが、イントロが宇宙一泣ける曲だと思っているので、3年ぶりアラバキ、久しぶりのストレイテナー、しかも野外で見たのそれこそ何年ぶりだ???って感じだったので、嬉しくて涙が滲んでしまったよ。

「冬の太陽」も「彩雲」も野外が気持ち良くて、何度も空を見上げたくなりました。雨バンドなのに晴れたの珍しいな(笑)あと久しぶりに「シンクロ」が聞けてしみじみ。「空から落ちて来た輝く雪は」という歌詞があるので、昨日雪降ったし、選曲したのかなと感じました。翌日のJAPAN JAMではセトリに入っていなかったので。アウトロのギターソロで、OJが一瞬爆発力を発揮してオラつくのが好き。

良い感じでピースフルな雰囲気に満ち溢れていたのですが、「From Noon Till Dawn」のイントロでガン上がり。しかしホリエさん盛大に歌詞が飛んで苦笑いしていたので爆笑です。めちゃ早口ラップみたいな曲だからね、1回外したら歌い直し難しいよね。
そういえば3年前のアラバキのソロ弾き語り@大作戦ステージで「シーグラス」歌ってた時、歌詞が飛んだため即興で捏造しててめちゃくちゃ面白かったこと思い出しました。

3年前も青空の下ですごく気持ち良かったの覚えています。この日もそうですが、そんな素敵な景色をカメラマンの石井麻木さんがライブ中に切り取っていたのも全部覚えているな。

ハタハタステージって、どこか神秘的な空気に満ち溢れていて好きです。「Melodic Storm」で空を見上げたら、薄曇りに太陽が浮かんでいて、ヒンヤリとした空気と気持ちの良い緑と、極上のメロディーに、ゾクゾク。

ホリエさんが「アラバキはあれでしょ、おまかせディスタンス※なんでしょ?」って独特なワードセンスを炸裂させていて「ホリエワードキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って笑いました。

※特に立ち位置指定などはなく、自己判断で他人と距離を取って下さいねと自主性に委ねるスタイル。

今年は毎回必ずアクトの前にイベンターの方が登場し、必ずディスタンスを取るようにとお願いのアナウンスがありました。アラバキのお客さんは年齢層も高いしフェス慣れしているので、全く混乱はなかったです。素晴らしい。

・折坂悠太(重奏)
早歩きでバンエツステージへ。リハ中でした。2列目の良い位置で待機。前回のアラバキでは判断に失敗して、折坂さんのステージに着いたら「また会いましょう!」って言って終わってしまったのでリベンジ。
そう言えば昨年の渋谷公会堂も新宿LOFTのイベントも2列目だった。次回も2列目で見れますように!(欲張り)

リハでは「坂道」を。もうリハから気持ち良いよね、声の伸びがたまらんです。折坂さんのリハ見れる機会はなかなかないから嬉しい。

重奏スタイル見るの3度目。京都在住の頼もしいバンドメンバー(ピアノ、ドラム、コントラバス、ギター、サックス、パーカッション)と。折坂バンドマスター(ギター)の元、プロフェッショナルな仕事っぷりを見せてくれるメンバーです。
昨年の「心理ツアー」は、渋谷公会堂で繰り広げられた独特な折坂ワールドが強烈なインパクトがあったのですが、昼間の野外での折坂ワールドもまた格別でした。

1曲目が「さびしさ」。この曲はサントリー天然水のCMでも使われていて、CMも爽やかですごく好きなのですが(出演俳優も石橋静河と柄本佑と私好み)、野外がひときわ似合う。♪かーぜよ~って折坂さんが歌ったら、まるで自分も山のキリッとした風と一体化したみたいに感じて、心地良くて目を閉じて聞き入りました。バンエツステージって、向こうに山が見えるんですよね。重奏の演奏が、どこまでも遠くに響き渡っていくような清々しさ。渋谷公会堂では、ホール全体が異国情緒に溢れた雰囲気に包まれたのですが、野外は自然を味方につけて、どこまでも風に乗って飛んでいくような。どちらも素晴らしい体験だったな。

曲と曲の間の繋ぎもスムーズで、途切れなく1つの長い曲を聞いているような構成。豪華なバンド編成だけど、ルーパーでループ作って、さらに厚みを出したり。迫力があって好きです。

ドラマ「監察医 朝顔」の主題歌である「朝顔」、ドラマが東北の震災を取り上げたものだっただけに、仙台の地で聞いていることを意識してしまいました。ドラマバージョンとは違う、曲の最後の展開が好き。ものすごく生きる力が沸いてくる。

ギターの山内さんのプレイがすごい不思議。座ってギター弾いているんだけど、エフェクターがいっぱいあって、スチールギターみたいな音がするというか。どうなってるんだろう?っていつも思います。これがまた折坂サウンドにマッチしていて素敵。

いやほんと野外で折坂さん見れて良かったなぁ。またワンマンも絶対行きたいし、野外で見れる機会があるといいな。最高でした!

・NUMBER GIRL
ZAZEN BOYSはワンマンも含めたくさんライブ見てたけど(主にひなっちが在籍していた頃)、ナンバガを生で見るの初めてでドキドキ。年齢層高めな大人オーディエンスが、自由に盛り上がっている様子が本当に微笑ましくて、いかに待ち望まれていたのかということが伝わってきます。少し暗くなってきたバンエツの山々にとどろく轟音のすさまじさに圧倒されました。

ひさ子さんのギターに釘付け。めちゃめちゃかっこいい。アヒトもVOLA & THE ORIENTAL MACHINEでよくライブ見ていたけど、ナンバガは初めてでちょっと感動。お酒も飲まずにストイックに歌い続ける向井さんもかっこ良かったな。「透明少女」ではひときわ盛り上がっていて、やっぱり生で聞けてテンション上がりました。

・ASIAN KUNG-FU GENERATION
ナンバガ終わったら前がさーっと空いたので、がつがつするつもりなかったけどケンさん側の最前が取れてラッキー。今年のアラバキは本当に空いている。
すっかり暗くなったバンエツ、登場前に下手エリアで円陣組んで気合入れているような声が聞こえてきて、アジカンもそんな風にするんだ、と。

25周年ライブを短縮したようなセットリストで、最新のアジカンを堪能できるステージ。アジカンも昔から見ているけど、貫禄と頼もしさと父性に溢れる頼もしいバンドになったなぁと思います。

ケンさんが客席に幅広く愛想振りまいてくれていたので、私の顔を覗き込んで口パクで歌ってくれたりしてラッキー。アジカンを最前で見れることなんて近年ないからレアで楽しかったです。

バンエツステージのトリだったのでアンコールあり。ゴッチが「今日はキッズに戻って楽しんでいた」と言っていたので、もしかして「N.G.S(NUMBER GIRL Syndrome)」やったりして…とほんの少し、少しだけ期待したけど、フェスでそんなことするはずなかった、妥当に「君という花」でした。大好きな曲だから嬉しいけど。君花も、早く大声で「ラッセー!」できる日が来てくれ!

今日はテナーも見てアジカンも見て、本当ならエルレガーデンも見たかったですね!幻の開催となってしまった2021年のタイムテーブルを貼っておくよ!細美さんがロスへ曲作りへ旅立ってしまったので、参加できなかったと思われます。

幻の開催となった2021年アラバキのタイムテーブル

・TRICERATOPS "25th ANNIVERSARY
-DINOSAUR ROCK'N ROLL ARABAKI SESSION-"

ゲスト:岸谷香、田中和将(GRAPEVINE)、藤巻亮太、宮崎朝子(SHISHAMO)
シークレットゲスト:奥田民生

アラバキと言えば名物のコラボステージ。今年はトライセラのお祝いです。アジカンをアンコールまで堪能したのでスタートには間に合わず。バンエツからみちのくステージまで徒歩30分かかるのよ。
すっかり暑くなったので(雪対策してきて良かった)、屋台でお酒を買っていたら、ステージから「♪君をもっと~愛をもっと~」という愛しくも懐かしいメロディーが。これはレミオロメンの名曲「南風」ではないですか。そうだ、藤巻くんがゲストだった、ステージに着いた時には終わっていて残念だったけど、ちょっとだけ聞けたからまあいっか。

・w/宮崎朝子
1組目のゲストが藤巻くんだったようで、2組目の朝子ちゃんから間に合いました。学生時代から聞いていたという「赤いゴーカート」を。
前回のピロウズのお祝いの時も思ったけど、朝子ちゃんは大先輩に交じっても馴染むというか、素敵なポジションにいるなぁと思います。実際、そういう先輩たちの背中を追いかけてきたわけだし、先輩方もステージに呼びたくなるんでしょうね。バンドとして見る機会よりも、朝子ちゃん単独のゲスト出演みたいなシーンをよく目にしている気がする。それだけ引っ張りだこなギターボーカリストなんだなぁと感じます。SHISHAMOの名曲「明日も」も大好きで、サビのメロディーがエモーショナルで毎回泣きそうになるし、たまに泣いちゃう。この日は泣かなかったけど。

・w/田中和将
2組目はバインの田中さん。仲良しすぎるので、唱くんと田中さんのトークがまるで漫才だな、と微笑ましく。トリビュートしている「2020」を演奏したのだけど、もちろん前から知っている曲なんだけど、この曲はThe Smashing Pumpkinsの「1979」のオマージュなのか!となぜか突然の気づきが。イントロの感じが特に。野外マジックかしら。すごく心地良かったです。

・w/岸田香
初生岸田香!プリプリ世代なので、岸田さんというより奥居さんと言う方がしっくり来ます。一緒にコラボした「ミラーボール」は知っていて好きな曲だったので嬉しい。
そして何より、「唱くんのリクエストなので」と前置きしてから始まった吉田さんのドラムのリズムが、どう聞いてもプリンセス プリンセスの「Diamonds」(ダイアモンド)だったので、私の中の中学生が諸手を上げて大喜び!唱くんリクエストありがとう!さすが同世代!プリプリの復活ライブは「行けば良かったなぁなんで行かなかったんだろう」ってしばらく悔やんでいたので、非常に嬉しかったです。奥居さん変わらず素敵でかっこいいな!

その後、トライセラだけで「if」をしっとり。ちなみに逃した1曲目は「GOING TO THE MOON」だったのね、聞きたかった、大好きなので。

w/奥田民生
トリなのでアンコールがありました。ここでサプライズゲストと言うことで、奥田民生が登場。今日はユニコーンも見たかったのですが、スケジュール的に無理だったので、思わぬ登場に声を上げてしまいました。このご時世になってから、ライブで声出しちゃったの初めてかも。野外だし、ディスタンスあったから許して。

しかし登場時から驚くことに民生の呂律が回っていない。即座にコント中の志村けんを連想するほどベロベロで笑いました。だってフェスでこんなに酔っ払ってる人見たことない。

トリビュートでも参加した「ロケットに乗って」をやって、それは良かったのですが、とにかくMCでベロベロの民生がくだを巻いていたことばかりが記憶に。
最後は全員セッションで「Raspberry」を、ステージにギタリストがズラリと並んで間奏のソロ回しを披露する様子は圧巻でした。これぞアラバキの醍醐味ですね。唱くんの「オレ!」からのソロ良かったな、自分で「オレ!」って主張する人好き。

唱くんがお客さんに向かって真面目にMCをしようとしていたところ、酔っ払いおじさん(民生)が、「おい!和田!お前より朝子ちゃんが喋れ!」と、誰がどう見ても「いやいや今その絡みいらないから」って思える割り込み方をしていて、唱くんも先輩に対する態度にしてはかなり強めの抵抗を見せていたし、無茶ぶりされた朝子ちゃんも「こんなところにぶっこまれても…」と困惑気味でした。それを聞いて民生はしゅんとしてたので、朝子ちゃんナイス返し!と思ったほどに。

先輩に対して、普段なら唱くんもそこまで強く抵抗しないだろうし、朝子ちゃんも民生に対してそんなことは言えないような気がしますが、抵抗せざるを得ないような雰囲気がありました。私は気楽なオーディエンスの立場なので、不快感まではありませんでしたが、ダラダラしているステージはつまらないと思うクチなので、民生に対して「まじその絡みいらないわ~」と思いながら見ていました。

ライブ自体はスペシャルな内容で素敵で楽しかったので、後に唱くんが本気で怒っていたことがわかるツイートをしていて、ああやっぱりそうだよなぁと。せっかくの25周年のお祝いステージ、邪魔されたら傷つくよね。考えてみれば、私がトライセラのガチファンだったら腹が立ったかもしれないです。主役であるトライセラがOKなら許されたかもしれないけど、怒らせちゃアウトだよ。
口ぶりから、以前からステージでの泥酔を良しとする風潮を快く思っていなかったみたいで、今回の件がトリガーになったのかな。はっきり言える唱くんはかっこいいなと思ったし、ちゃんと謝った民生も素晴らしいなと思いました。

民生のことはもちろん好きだし、自粛がとけてきた頃のTHE SOLAR BUDOKAN(中野サンプラザ)で、人前でやるのが久しぶり過ぎてど緊張して次にやる曲が思い浮かばなくなってオロオロしてた民生さんとかめちゃ可愛かったし憎めません。

この件がネットニュースにもなり、アラバキに参加してない人達まで好き勝手SNSで言ってて、民生の影響力を思い知ったし、現場見てないのに過激なツイートしてる人達って図々しいなーと。まあSNSなんてそんなもの。自分も気を付けよう。

一件落着で何よりです。とにかくライブは楽しかったのよ。トライセラトップス25周年おめでとうございます!

5/1(日)アラバキ3日目

3日目、雪は降らなかったものも早い時間帯から雨が降り始めて、1日中止まず。割と強く降って寒い時間帯もあったので、体力温存であまり動かないタイテで。本当は郷ひろみ見たかったんだけど。

・堂島孝平×SLENDERIE RECORD presents
帰ってきた!春のヒットスタジオ

Vo: 堂島孝平
Guest Vo: 藤井隆
Guest Vo: 椿鬼奴

Dr: 小松シゲル [NONA REEVES]
Ba: 鹿島達也 [鹿の一族]
Gt: 奥田健介 [NONA REEVES]
Key: 渡辺シュンスケ [Schroeder-Headz]
Key: sugarbeans [Tommy & Sammy]
Cho: 真城めぐみ [ヒックスヴィル / HEA]
Cho: 伊沢麻未 [Tommy & Sammy]

アラバキには欠かせない堂島親善大使のステージは、すっかり藤井さんと鬼奴さんとのコラボが定番になった感じ。相変わらずバンドメンバーも豪華です、無駄に(コラ)。

1曲目は堂島くんの「H.A.P.P.Y」から。久しぶりに聞いたのでテンション上がるー!ワンマンなどに比べるとガチ堂島ファンはさほど多くないので、堂島くんが自分の曲に反応してくれる少ないガチファンにサービスしに走り回ってくれるのが嬉しい(笑)代表曲である「葛飾ラプソディー」もお約束。

自分のターンが終わったら、まずはゲストの藤井さんを呼び込み。藤井さん、堂島くんのグッズ(パジャマのようだと評判のセットアップ)を着ていたので、盛大な出オチでした。まず持ち曲の「ナンダカンダ」を歌唱。世代だからこの曲好きでテンション上がります。まさか堂島ファンきっかけで生「ナンダカンダ」を何度も聞く機会があるとは、といまだに思う。

それから沢田玉恵の曲(藤井さんの持ち歌らしい)を歌い始めたんだけど、2番を堂島くんに無茶ぶりして、歌えないとキレるというコントが。恐らく本当に堂島くんは知らされていなかったようで、藤井さんが1番を歌っている間、目が泳いでいたのでちょっと気の毒でした。

奴さんは、例の架空のアニメ「超空のギンガイオン」のテーマを熱唱。相変わらずその設定がウケる。存在しないのに公式サイトもあるし、林原めぐみさんが声優やってるっていう。

ホイットニーの「I Will Always Love You」(「ボディガード」の曲)も気持ち良さそうに歌い上げていました。ルミネとかだと、お客さんの反応が悪くて早めに切り上げるけど、今日は長く歌えたって言ってて笑いました。アラバキのお客さん温かいからね(笑)

そしてなぜか3人で知念里奈と山口百恵を歌い踊りながらコントを繰り広げるという。ボーカルパートを奪い合いながら歌っていて、負けると「ちくしょう!」というようなわざとらしいリアクション付き。完全にコントというかショーですね。

堂島くんってソロライブだとキャラ濃いなーって思うけど、藤井さんと奴さんの前だと全く薄まっているの笑ってしまう。そして3人ともナイスミドルなのに、歌うしダンスもキレキレですごいなーと感心します。久しぶりにアラバキで彼らのエンタメショー見れて何より。

・sumika
途中から。気になるのがサポートベースが誰なのかってこと1点です。すみません、すってぃ目当てです、XIIXファンなので。(sumikaも普通に好きではありますが。)果たしてお目当てのイケメンベーシストをステージに確認して小躍りです。イエス!

私の人並み以下のsumika知識によれば、なんとなく明るい曲が多いイメージなのですが、やってたのはちょっとジャズっぽい曲で、間奏ソロ回しがあって、すってぃのベースもハマっていてめちゃかっこ良くてびっくりしました。後から調べたけど多分「Strawberry Fields」。えー!もうすってぃ人気者じゃん!
人気曲「Shake & Shake」でもベースがものすごくメロディアス歌っていて、こりゃsumikaもすってぃ手放したくないだろうなぁと思いました、勝手に。

sumikaって初アラバキだったんだね、確かに全然イメージない。またぜひ出て欲しいです。知らない曲でもどこかしらポップで乗りやすいし、片岡くんの言動はなんだか人を引き付けるものがあります。

私が前に視聴して「あら。好き」って思ったのは「KOKYU」です。SUPER BUTTER DOGっぽいなぁと思って。いつか聞く機会があると良いな。

・ARABAKI TALK CONNECTION supported by いいちこ
ゲストMC:堂島孝平
14:00 松田晋二(THE BACK HORN)+TOSHI-LOWさん予定外の乱入

以前まで堂島くんがMCのラジオブースがあったのですが、今回からは新しくできたあずまや「futuro(フトロ)」の近くにてトークショーが開催されました。futuro(フトロ)は、スペイン語で「未来」という意味を持つそうです。昨年の配信イベント「THINK of MICHINOKU」の収益で建てられ、基礎部分に、昨年・一昨年と中止になった時にもチケットを買ったお客さん、ARABAKI開催に協力したアーティスト、スタッフの皆様、開催関係者の名前がタイムカプセルとして埋められているとのこと。そんなことしてくれるの嬉しいな。

トークショーの存在がまだあまり知られていなかったせいか、ギャラリーの数も少なく、ゆるっと良い感じで見学。

14時回からのゲストはマツなのに、気が付けばステージの後ろに傘をさして歩いているトシロウさんが。そのままステージに登場、ゆるい(笑)「楽屋が仲の悪いバンド同士で雰囲気が悪いから、いたたまれなくてご飯を買いに来た(←絶対ウソ)」などと適当なこと言ってました。
トシロウさんは15時半からのゲストなのですが、寒いし早く帰りたいからもうマツと一緒にやっちゃうわ、と。これは本音も少し入ってたかも、この時間帯がこの日一番雨が強くて寒かったです。お客さんは暖かい恰好してたけど、堂島くんもトシロウさんも普通の恰好してたから寒かっただろうなぁ。スポンサー「いいちこ」のお湯割りが美味しそうでした。

司会はイベンター(GIP)の男性で、割と台本通りの真面目な話を振っていたので、トシロウさんに「つまらない」って言われていました。でも、昨年急に中止になってしまってからの配信に至るまでの裏話など、改めてトシロウさんの口から聞けて良かったです。トシロウさんとタナパイの行動力は尊敬する。
堂島くんいわく、ある日突然知らない番号(トシロウ)からかかってきて、「司会する人がいないから、孝平やってくれない?」ってオファーがあったそう。アラバキ繋がりじゃないと、堂島くんとトシロウさんやマツと接点ないだろうから、なんか嬉しい。大使、頼りにされてるね!

アラバキ1日目はまさかの雪で、大トリのブラフマンの時もかなり幻想的だったようなのですが、トシロウさんが「お客さんの頭に雪がうっすら積もっちゃってて、笠地蔵みたいになってて、ほんとごめん!って思った」っていうエピソードに笑ってしまいました。雨や雷や台風は経験あるけど、雪のフェスってない。せっかくならちょっとだけ経験したかったなーと勝手なこと思いました。笠地蔵になってみたかった(笑)

・ARABAKI TALK CONNECTION supported by いいちこ
ゲストMC:堂島孝平
15:30 TOSHI-LOW、RONZI(BRAHMAN)

次の回もトシロウさん、そしてロンヂさんがゲスト。いや、登場したのはロンヂさんの知り合いの「好き好きロンちゃん」でした。冷たい雨が降る中、半そでミニスカのロンちゃん、強い(笑)

まさかこんな至近距離で弾き語りを見ることになるとは思わず(「風とロック芋煮会」でも見たことあるけど遠くから)、普通に足細いし可愛かったです。足開いて座ったりおじさんっぽいとこももちろんあるんだけど、「ロンちゃんです♡」っていうキメポーズの角度や、ツインテールを後ろにはらう仕草とかアイドルっぽい。河合奈保子が好きでイメージしているというようなことを何かで読んだ気がするけど、ただイロモノ演じてるわけじゃなくコンセプトとかやりたいことというのはあるんだろうな。

とはいえ歌詞がひどいw
ロンちゃんのテーマはまだ良いのですが、「Welcome to Ronzi’s Home」の歌詞がだいぶひどくて、私は下ネタにそこそこ耐性があると思っているけど、さすがにどん引きしました(笑)さらにトシロウさんのハモりが無駄に綺麗で腹立つっていう。しかも「しゃかりきコロンブス」ってパクりじゃねぇかwww(下ネタ大丈夫な人だけ見てみて下さい)

トークが終わった後に、トシロウさんがいつものように子供たちに鬼ステッカーを配布していて、司会の人が「学校で歌って流行らせてね~」なんて言ってたけど、シャレにならないと思いましたw

当日の模様は後日アップされました。再び見ても笑える(笑)

・ARABAKI TALK CONNECTION supported by いいちこ
ゲストMC:堂島孝平
17:15 TAKUMA(10-FEET)

最後のゲストはタクマ。トシロウ、ロンちゃん回に比べて落ち着いて真面目なトーク。諸々ライブができなくなってしまった期間、俺が全部ウィルスを一気にかぶって、絶対治してやるって思った、というような熱いトークしていたのが、タクマらしいなぁと。

あと「京都大作戦」も、アラバキと同じく天気に恵まれないね、って話をしていました。近年の地球の不安定さを考えると、この時期に東北の山でフェスやるのどんどん酷になっていくのかなぁって思っちゃいます。

・THE BACK HORN×9mm Parabellum Bullet
「荒吐22 SPECIAL -鰰の叫ぶ声-」

バクホンと9mmのコラボステージ。先ほどのトークショーでもマツが言っていたけど、3年前のアラバキのためのコラボだったはずが中止になってしまったので、東京で1度既に披露しているステージ。それをやっとアラバキの地で開催できるということで、2バンドとも張り切っている様子が伝わってきました。

こじんまりとした鰰(ハタハタ)ステージに8人が立つって、思ったよりインパクトありました。すっかり日も暮れて暗くなった野外、まるで海賊の宴?妖怪の集会?みたいなカオスがあって、お客さんも寒くて足元泥んこの中でも残ってはしゃいでいるガチ勢ばかりで、めちゃくちゃ盛り上がって楽しかったです。

8人でやったのが「コバルトブルー」「ハートに火をつけて」「刃」「BMB」と、私ですら知っている代表曲だったのでかなり上がりました。その他は将司のツイート通り各バンド2ずつの編成。なかなか見ることがないのでレアで面白かったなぁ。

そして、みんな海賊かな?妖怪かな?って思うような妖しさの中、卓郎ただ1人だけ爽やかさが目立ったのが面白かったです。爽やかな猛獣使いに見えた(笑)


・GTR祭2022〈GUITAR FESTIVAL〉
〈HOUSE BAND〉
Gt. 古市コータロー(THE COLLECTORS)
Ba. 三浦淳悟(ペトロールズ)
Dr. クハラカズユキ(The Birthday)
Key. 高野勲

〈GUEST〉
奥田民生
黒田隼之介&小川貴之(sumika)
佐藤タイジ(THEATRE BROOK)
TAKUMA(10-FEET)
チバユウスケ(The Birthday)
CHOJI(I Don't Like Mondays.)
TOSHI-LOW(BRAHMAN)
ヒダカトオル(THE STARBEMS)
Rei

ラストはこれもアラバキならではのセッションステージ。よほど寒かったら残る気力ないかも…と昼間は一瞬弱気になったのですが、この時間帯の方が雨が弱くなっていたし、温度も少し上がって来たので、張り切って最後まで見ました。本当に雪対策してきた良かったー。昨日は使わなかったホッカイロを装着したら、全然寒くなくて快適。

・CHOJI(I Don't Like Mondays.)
バンド名を聞いたことはあったけど、どういう方達なのかは全然知らず。ボーカルではなくギターの方のようで、歌は歌わず、往年の洋楽をメドレーしていました。「OA務めます!」って言ってたけど、ベテランの音色って感じ。かっこ良かったです。

・チバユウスケ
ギターフェスティバルなのにギターなしで、さすが。全然知らない曲だったのですが、後から調べたらThe Kinksの曲だった模様。なんでも絵になるロックスター。

・黒田隼之介&小川貴之(sumika)
黒田さん(G)と小川さん(Key)、演奏で参加するのかと思っていたら、小川さんがメインボーカルを取ったのでちょっとびっくり。こんな大舞台ですごいな。ハンドマイクで楽しそうでした。sumikaファンにはレアだったのでは。

・Rei
リハもちょっと見れたので嬉しかったです。リハで既にわかっていましたが、クラプトンの「Layla」をフライングVで。あの有名過ぎる♪ちゃららららららーんというフレーズ、かっこいい。このメンツの中ではだいぶ若手だけど、そんなこと全く感じさせない音色と歌声。

・TAKUMA
はい皆大好きGreen Day「Basket Case」!選曲ナイス!イントロから最高にテンション上がりました。多分過去にもコピーしたことあるだろうし、タクマにぴったり。周囲もかなり盛り上がっていて楽しかったです。

・ヒダカトオル
ストーンズの「Start Me Up」をやったのですが、これがまあダカさんに合ってて、BEAT CRUSADERSが恋しくなりました。好きでよくライブに行っていたのですが、それ以来ライブを見ていないので相当久しぶり。THE STARBEMSではどんなことしているのか知らないのですが、ビークルは洋楽オマージュの要素が多々あったので、カバー聞いちゃうと余計にビークルを思い出してしまうのかもしれません。

・TOSHI-LOW
酔っ払ってタクマの変形ギターを携えて登場。酔っ払っていようが、トークが暴走しようが、歌い出すとかっこいいところ、ずるいなー。

・佐藤タイジ
タイジさんは映画「プリティ・ウーマン」のテーマを。貫禄。

・奥田民生
昨日泥酔していた民生、今日はそこまでではなさそう。選曲はU2の「Vertigo」。「皆好きな洋楽を選曲しているみたいだけど、俺は違う、知らない曲だった。でもやれって言われたからやりましたけど。」って言ってて、あんなにCMで流れてたのに知らないってことある?って思って意外。そして何よりめちゃくちゃ民生に似合っていた。選曲した人の気持ちがわかる。

・全員セッション
最後はビートルズの「Get Back」を全員で。常に酔っ払ったおじさん勢が袖でがやがやうるさかったのですが、バンマスの古市さんが、寒いし続けてアンコールやりましょう、ってちゃきちゃき仕切って下さっていたのが素晴らしかったです(ハウスバンドの皆様はもちろんシラフ。)

Reiちゃんがおじさん達と対等にギター弾いてる姿見て、年齢などは関係なくどれだけ真剣にギターと向き合った年数なのかなぁとなんとなく思いました。

トシロウさん、酔ってタクマの変形ギターを奪って弾いたりしてたんだよな。ギタリストにとってギターって大切だと思うので、私だったらむやみやたらに持ち出されたら嫌だな。酔ってるから雑に扱われるの怖いし。昨夜のトライセラの一件もあるし、余計に気になってそう思ったのかもしれません。内輪のライブで、迷惑がかかるのが内輪だけならまだ良いんだけどね。
今日の古市さんみたいに、ベテラン大先輩が仕切ってくれた方が良いのかなと思いました。皆言う事聞くから。

やっぱ袖カオスだったんだなw
フェスでこんなに袖がうるさいことってある???ってぐらいのレベルでおじさん達の酔っ払った声がうるさかったわ(笑)

まあでも3年ぶりの開催で嬉しかったってこともあるのかなぁ。どこの界隈も古い世代は飲み二ケーション(死語)なんですかね。

それはさておき、普段は積極的に洋楽を聞く機会がないので、こういうステージで往年の名曲を聞くことができるの楽しいなと思います。音響スタッフの方がセトリ上げてくれていて感謝です。知らない曲も、バンド名見ると「ああ!」ってわかりますね。

3年ぶり2日間参加のアラバキ、楽しかった~。アラバキならではのスペシャルなステージがあったり、東北の美味しい食べ物が揃っているところもお気に入りです。

そして防水性の高いトートバックを買おうと思いました。防水キャップは直前に買って良かったなと思ったアイテム。つばがある分、雨が顔にかかりにくいから便利でした。

翌日は、ちょっと足を延ばして苺狩りへ。いつものGWに比べるとそこまで客足が戻っていないなぁと感じた仙台でした。来年も参加できるといいな。


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