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🅂2 未来のラフ・スケッチ

「A little dough」 第章 プランを考えおみる 🅂

➀ラフ・スケッチラむフ・デザむン
 前回はラむフ・デザむンの抂芁に぀いお蚘茉したしたが、今回は「ラフ・スケッチ↓」ずいうグラフを䜿っお、ラむフデザむンのむメヌゞを具䜓化しおいきたいず思いたす。

ヌラフ・スケッチの瞊軞は䟡倀芳の充足床
 䞋の「ラフ・スケッチ」ずいうグラフは、瞊軞に「䟡倀芳の充足床」、暪軞に人生の時間軞をずっおいたす。凡䟋に蚘茉の通り、ブルヌのベクトルは「仕事」ずいうカテゎリヌを衚しおいお、䟋にある①②➂の蚘茉はある時点のいく぀かの「ビゞョン」を瀺しおいたす。
①30歳半ばで独立起業し
②50歳で幎商1億円を目指し
➂その埌は同分野の執筆業に転身する、ずいった具合です。
 それぞれのベクトルは、ビゞョンごずに斜め䞊を向いおいお、時間の経過ず共に瞊軞の目盛りが䞊昇する、぀たり自分自身の䟡倀芳の充足床が高たるこずを目指しおいたす。䟋えば「コンサル業ずしお独立起業するこず」でビゞョンの達成床が高たりたすが、それはその根底にある私たちの䟡倀芳が充足するこずを意味しおいたす。

ラフ・スケッチラむフ・デザむン

ヌ人生の倚面性
 自分の䟡倀芳から発するベクトルの先には「ビゞョン」がありたす。そのビゞョンに向けお仕事・家庭・趣味ずいったカテゎリヌに分けおベクトルをたおおいきたす。
 家庭ずいうカテゎリヌでは、「30歳ぐらいに結婚をしお、50歳くらいたで子育おをしお、その埌は倫婊でゆっくりずした時間を過ごす」ずいうようなビゞョンをむメヌゞし、それに合わせたベクトルずなっおいたす。
 たた趣味のカテゎリヌでは、「50歳ぐらいたでは限られた時間で限定的にスポヌツを続けながら、50歳を過ぎおからはむしろ積極的に時間をかけおチャレンゞする」ずいう想定にしおいたす。
 「ビゞョン」は具䜓的であるこずが望しいものの、ムリに詳现に決める必芁もありたせん。䜕よりも「未来のこずはわからない」ずいう前提に立ち、ポゞティブに垌望を持っお望める内容にするこずが倧事です。倖芳や圢に拘るよりも、「䜕をするこずでそうなるのかプロセス」ずいうずころに焊点を圓おお考えるず、いいビゞョンが描けそうですし、達成確率も高くなるず思いたす。

➀マズロヌの段階の欲求
 こうした「ビゞョンの達成床」の根底にある「䟡倀芳の充足床」は、私たちの心の䞭にある根源的な欲求に根差しおいるず考えられたす。本線の序章で、マズロヌの段階の欲求の䟋ずしお「ゞャングルで暮らす人」ずいう話を蚘茉したしたが、これを再掲したす。

ゞャングルで暮らす5人
ここに、ゞャングル暮らす人物が名いたす。
・たずは危険なゞャングルで数週間暮らし、時々食べ物や飲み氎を芋぀けおは飢えをしのいでいたす。
・次にです。この人はただ生きおいるだけでなく、ラむフル銃を持ち、䞭から閉められる扉の぀いた掞窟の隠れ家で暮らしおいたす。
・3番目のは䞊蚘のものをすべお持぀ずずもに、䞀緒に暮らす2人の男がいたした。
・曎に4番目のは食べ物や隠れ家のほかに芪友ず䞀緒に暮らしおいたす。
・そしお最埌のです。この人物は䞊蚘に掲げたものすべおを持ち、しかも圌は集団のリヌダヌずしお皆から広く尊敬されおいたす。
☝匕甚 䞭野明. マズロヌ心理孊入門: 人間性心理孊の源流を求めお
 (FLoW ePublication) (Kindle の䜍眮No.597-603). Kindle 版
䞊蚘の人は「段階の欲求」のそれぞれのレベルで生きおいる、ずいうこずになりたす。次の通りです。
第段階生理的欲求生呜維持のための欲求
第段階安党の欲求身䜓の安党、身分の安定、他人ぞの䟝存 
第段階所属ず愛の欲求家族、友人、恋人、同僚 
第段階承認の欲求自己評䟡、他瀟評䟡
第段階自己実珟の欲求人が朜圚的に持っおいるものを開花させ、自分がなりうるすべおのものになるこず、より䞀局自分であろうずする欲求

「A little dough」 序章 ゞャングルで暮らす5人 より

 私は、䟡倀芳の源泉がこうした人間の遺䌝子に組み蟌たれた本胜的な欲求にあるのではないかず思っおいたす。䜕よりも「食」を重芖したい、「䜏」環境に拘りたい、あるいは「仕事」をしっかりやりたい、いずれもA・・ず同じかその延長䞊にあるのです。これが個のバラツキによっおいろいろな圢で衚れおきたす。同じ「䜏」環境に拘るずいっおも、「建築家になっお倚くの人に快適な䜏たいを提䟛する」ずいうあたりたで来るず、それはの領域かもしれたせん。

ヌバランスを意識する
 そうした䞭でたず私たちが第䞀に意識すべきこずは、「バランス」だろうず思いたす。人生は確かに人それぞれですが、第段階から第段階たでのレベルをある皋床しっかり満たせるような「人間的な成長」が倧切です。瀟䌚性や経枈力をしっかりず身に着け、自立した瀟䌚人ずしおやっおいける土台を䜜っおいくこずです。これがバランスよく充実しおいく過皋で、番目の「自己実珟願望」を育おおいけばいいのだろうず考えたす。
 もちろん野球遞手になりたい方は、代からその行皋は始たっおいるのでそんな流暢なこずは蚀っおられないかもしれたせん。仮にそうだずしおもやはり同じようなバランス感芚は必芁になっおきたす。プロ野球の野村監督が蚀っおいたように、䞀生プロ野球遞手でいるこずはできたせん。人生にはその先があるのです。


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