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クラブツーリズムのおひとり様参加限定の旅に行ってみた話

1、クラブツーリズムに申し込む

バンコクに行きたくなったけど、一緒に行く人がいない。
海外慣れしてないし英語話せないし、いきなり一人で行くのも心配…ってことで、いろいろ検索して辿り着いたのがクラブツーリズムだった。
おひとり様限定ということで、とりあえず申し込んでみる。

1ヶ月前~1週間前辺りに旅のしおりなど資料が届き、5日前位にツアーディレクターの方から直接電話で連絡をもらった。
当日の注意事項などを教えてくれ、思ったより親切な感じだった。

家が田舎なので前泊したりして3泊5日くらいの旅になり、成田発着の直行便で旅費は合計20万程度かかった。

アパホテルから成田空港へバスが出ていたので、それに乗っていざ成田空港へ。
集合時間より1時間以上前に着き、空港内を散策する。

空港にクラブツーリズムの窓口があり、そこへ行きe-チケットのコピーを貰い、チケットの発券は自分で行った。
自動発券機でe-チケットの番号を打ち込み、パスポートをかざす。
が!!
初めて過ぎて間違えまくり、何度もやり直す羽目に。
英語表記で何書いてあるかわからないし、翻訳アプリの写真読み取り機能を駆使しながら、なんとか行きのチケットを発券。
そのまま荷物を預けて、再びクラブツーリズムのカウンターへ。
使用する機材や必要な書類を一式貰った。その後、書類の確認をしたり、集合時間まで空港内をぶらぶら散策した。

2、そして、集合時間

ツアー客は15名程いたが、20代は2名だけ。後は40代~60代で男性は少なめ。
数ヶ国目という方がほとんどで、中には40ヶ国以上旅している猛者もいた。
ツアーディレクターは若い女性で、たどたどしくも頑張っていて好印象だった。

簡単に自己紹介した後は、それぞれで荷物検査や搭乗手続きへ。
各自でやるので、みんなの見様見真似で荷物をカゴに入れたりした。詳しいことは教えてくれないので、わからなければツアーディレクターや一緒に行く人に聞いた方が無難だと感じた。

現在、出入国審査は顔認証システムになっていて、パスポートにスタンプを押さなくて良いらしく、私はそれを知らなくて普通にスタンプを押してもらってしまった。

手続き後は、また各々で自分の飛行機の座席へ。
ツアーで一緒の人が隣だったようだが、顔を覚えてなかったので会話はほとんどしなかった。

3、飛行機内(タイ国際空港)

エコノミーなので狭いし窮屈だったけど、首枕や簡易スリッパを利用して何とか快適に過ごそうと頑張った。7時間以上かかり腰痛持ちには辛かった。

初めにおつまみやおしぼりが配られ、その後に飲み物が来た。
日本語を喋れる客室乗務員もいて、その人は日本語で聞いて回っていたが、私のところにはタイ人の乗務員の方が。
英語で何を飲むか聞かれたが、私は英語が喋れないので、その後の飲み物もほとんど「ティー!」でやり過ごした。
よくわからない時は全部「イエス」で何とかなった。

飛び立って1時間過ぎ位経った頃に、機内食が配られた。

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アルミホイルの中はグリーンカレーで、苦手な人は食べられないかも。

ここで私はパンを下に落とすという失態を犯す…。
水の飲み方もわからず苦戦。
この後にホットコーヒーと紅茶が来て、紅茶を英語で頼めず苦手なブラックコーヒーを淹れてもらい頑張って飲む羽目に。

食後は、目の前のモニターの映画をひたすら鑑賞。最新のものやディズニーもあったけど、日本語訳がないのもあって結構限られていた。
音楽も聴けたけど、ももクロとか声優とか誰が選んだんだろうというラインナップ。
あとBabymetalが日本の音楽ではなく、世界の方に入ってて流石だな…と一人で感動。

酔い止めを飲んでいたので、それほど酔わずに何とかスワンナプーム空港へ到着。
下りた後に、再びツアーのみんなで集合。出国手続きへ。

4、バンコクに到着

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また各々で入国手続きをした。指をかざしたり顔認証するだけで、特に何も聞かれなかった。
入国カードもクラブツーリズムの方で代筆してくれてあり、自分はサインだけして提出のみ。

スーツケースを受け取り、現地のガイドさんと合流。
気さくな雰囲気の良いおじちゃんだった。その後、バスに乗ってホテルまで高速道路で向かう。
バスは広いので、2席を1人で優雅に使用。バス内で明日からの予定などを簡単に説明してくれた。

1日目の夕食はないのでそれぞれ調達するか、どこかで食べないといけなかったが、買い物に一緒に行ってくれるとのことで、バス内で行きたい人を集っていた。
ほとんどの人が手を挙げる中、私はカロリーメイトやゼリーなど食料を持ってきていたので、買い物には行かずさっさと一人で部屋に籠城。

人見知り発揮しすぎて、ほとんどツアーの人達と会話せず一日を終えた。
他のおばちゃん達は楽しそうに会話をしていたが、ぼっちを貫いた。

5、マンダリンホテルマネージメントセンターポイントに宿泊

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めちゃくちゃ広くて良いホテルだった。カードキーが2つあったので、おそらく2人部屋だったと思う。
カップラーメンやおつまみ、水も毎日補充され、2日間宿泊した。レンジも完備。ベッドが広すぎて何回かダイブして遊んだ。

タイではトイレにペーパーを流していけないが、ホテルでは恐らく流して良いはず…。特に注意書きもなかったので普通に流してた。

あと、テレビで日本のドラマやバラエティ番組がやっていてとてもありがたかった。ホテルに居る間は、少し日本にいる気分だった。
自由に外出可だったが、私はひたすら部屋でごろごろ。時差も2時間あったので、すぐに就寝。

朝食は一階で受付をするのだが、事前に場所しか聞いておらず、何かを差し出すよう言われたがよくわからず。
差し出すものといえばカードキーしかなかったので渡すと正解だったようだ。

手続きを済ませ、朝食会場へ行くとスタッフの方が適当なテーブルに案内をしてくれ、お茶かコーヒーどちらが良いか聞かれた。
突然だったので思い切り「え!?」と聞き返してしまい、もう一度ゆっくり英語で聞いてくれた。答えはもちろん「ティー!」だ。

ビュッフェスタイルだったので、その後は自由にご飯を取りに行った。
貴重品は盗まれる可能性があるため、置いておくのは危険なのだが、隣の日本人は普通に置きっぱなしだったのでヒヤヒヤした。

ご飯はとても美味しかった。満足行くまで食べた後は、集合時間まで部屋でごろごろ。あと、チップを20バーツ枕元に置いた。
スーツケースなど、大きい荷物はまとめて鍵をして隅っこへ。

6、服装・お金(タイバーツ・日本円)について

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2日目から観光開始。バスに乗り込み、観光地までぶーん。

服装だが、私が行ったのは1月で日本は真冬。
空港までは厚着して、タイに着いてからは少し脱いだ。
タイでは普通に真夏なので、2日目からは半袖とガウチョパンツなど動きやすい服装にした。サンダルはビーチサンダルでなければ良いようで、寺院を普通のサンダルで入ってる人もいた。

乾季で日差しが強いので、帽子を被ってる女性が多かったけど、私は忘れたので日差しをもろに浴びて焼けていた。

また、タイパンツなどが観光客に人気だが、現地の人は履いていなかった。
観光客の方は結構タイパンツやカンボジアパンツなどを履いており、ツアーで一緒だった方も履いていた。
男性は半袖短パン、ジーパンなどの普通のスタイルだった。

初めに行く観光地でタイパンツが早々に買えたので、私はお土産にいくつか購入。
店員さんも日本人慣れしていて、多少日本語が通じたので問題なく買い物が出来た。

クラブツーリズムではガイドさんの声が聞きやすいようにイヤホンガイドを全員に配布しており、それを常に首から下げながら観光地を回った。

お金は、バスの中で現地ガイドさんが5千円単位でタイバーツと交換してくれた。
私は、事前に外貨宅配でタイバーツを購入してあったが、足りなくなったら現地ガイドさんに言えばすぐに両替してくれるので、事前に両替しておかなくても良いと感じた。
宝石店など高級店では、日本円が使えたのはびっくりした。

7、ぼっちでも楽しめた!

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観光内容は割愛するが、いろいろな人気スポットをバスや徒歩、たまに船、トゥクトゥクで回って、人見知りの私でも結果、とても楽しむことが出来た!

あまり人と喋りたくなかったので、極力話しかけられないように孤立していましたが、このツアーはおひとり様の集まり。
いざ行動する時は割とみなさんも各々に行動しており、中には私と同様、他のツアー客と喋らず孤立している人も居たので、1人でも気兼ねなく楽しめた。

食事の時は結構気を遣ったが、最終日はぼっちの私でも喋りやすい、おじさんチームのテーブルだったので食事を楽しむことが出来た。

写真も、ガイドさんが各所で1人ずつそれぞれのスマホで撮ってくれるので、とてもありがたかった。ツアー客同士で一緒に写ったりすることはせず。カメラマンが撮った写真を可愛い台紙と一緒にくれるサービスはあった。

3泊5日と長いようで短い旅だった。
結局、他のツアー客の名前を誰1人知らないまま旅行を終えた。
みんな一人で旅行に申し込むくらいなので精神的に自立されてる方が多く、変な人はいなかった。

今回のツアーはタイムスケジュール通りにスムーズに行ったが、他のクラブツーリズムのツアーでは、割と時間を巻いて急いだりすることもあるとのことで、今回はラッキーだった。

8、空港で買い物、そして日本へ帰国!

スワンナプーム空港でガイドさんが付き添ってくれたが、手続きの仕方は教えてくれないので、わからなければ聞いた方が良い。

荷物預けのカウンターでパスポートとe-チケットの控えをカウンターで出し、何かを聞かれたがわからず「え!?」と。
成田か羽田どっちへ行くのかとのことで「なりたなりた!」と慌てて答えた。そして荷物を預ける。

出国審査では、また特に何も聞かれず。ゲートを過ぎたら、もう自由。
ツアー客で再び集合することはなく、各々お土産買ったり自由に過ごした。
素敵なお店だらけで、時間まで散策。

とあるブランド店で可愛いタイのチョコを見つけ、いざ購入しようとするがレジがわからず。
挙動不審になりながらカゴを店員に差し出すと、何かを出すよう店員に言われる。ぼけっとしていると「PASSPORT!」と。空港での買い物はパスポートが必要らしい。パスポートを出し、その後何かの紙を差し出され、何かを書けと。私が書くものと言ったらサインしかない。漢字でフルネームを書いた。正解だったようだ。その後、無事に購入でき飛行機のゲートへ。

帰りの機内で食べた軽食のサンドイッチがめちゃくちゃ美味しかった。もう一度食べたい。

機内食では魚やチキン、日本食など選べたが、とりあえず発音しやすい「チキン」と言っておいた。

日本に着いた後も、各々で帰宅。ツアー客と会話することなく、成田空港を出た。とてもあっさりした最後だった。
バス内でアンケートを書いたくらいで、感想を求められることもなく快適なツアーだった。

ツアー後、毎月旅のカタログが送られてくるようになったので、また休みが取れたら行こうかなと考えている。

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