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【ゴールデンHackウィーク2021 ブログリレー⑤】なぜHackCampが民主化を目指すのか


こんにちは!HackCampの菊地です。

HackCampでは今、MVV(ビジョン・ミッション・バリュー)の再構築を試みています。このタイミングでGWを迎えた我々は、GWのステイホームを楽しむために企画しているゴールデンHack Weekでのミニチャレンジとして、「HackCampの実現したい社会」テーマに、8人でブログリレーをすることになりました。しばりは「問いとポエム」。面白いでしょう!

本題に入る前に、簡単にHackcampのご紹介

HackCampは場づくり力を強みに、アイデアソン やハッカソン・ワークショップなどイベントの企画運営を行っています。
特徴は、「イベント実施は目的化するものではなく、お客様が考えるゴールや期待を達成するための手段でしかない」と考え、お問い合わせいただくお客様には「なぜイベントをやるのか?目的を実現するためにはイベントが最適なのか?」とそもそもの問いかけをしながら提案・企画運営をしているところです。

このように、ありたい未来を起点とした本質的な課題解決の寄与にこだわっているので、
社内での内製を見据えた研修や、人材ネットワークを活用した中長期的なプロジェクト伴走なんかもやっています。
顧客の期待を超える価値を提供することと、自分たちもワクワクし続けることにめちゃくちゃこだわっている当社は、もしかしたら良くも悪くも会社らしくない、、と感じる人がいるかもしれません。笑
それくらい、自分たちと顧客がどうあったら幸せか、の追求にこだわり、"常識"や制約に囚われなく日々工夫をしています。まさに、ハック、です。この数年で社員が増えたので、制度を作ってみたり会社らしい運用にも力を入れ始めたところですが、小さい会社であることを強みにしているところがあります。

【本題】HackCampの実現したい社会とは?

長くなりましたがそろそろ、本日の本題です。
今回、見直し対象の現ビジョンは、「イノベーションの民主化」。
見直しの詳細経緯はぜひ宮島さんの記事をご覧ください。

GW前の議論の結果、これまでは”手段”であった民主化を今の私たちは、"目的化"していきたいのかも、と気付きました。そんな我々の、今のところのビジョン候補は「個の力を活かし、チームの力を最大化できる社会」
補足ですが、ここに至るまで、ひとくちに「民主化」と言っても、各々どんな社会を目指したいのか、なぜ「民主化」なのか、何を「民主化」するのかというアイデアに対して、メンバーの人数に比例して多様な見解があるが興味深かったです。ちなみに、「民主化がなぜ大事なのか」というテーマに関しては我らの関さんが記事を書いてくれています。

少し余談になりますが、すでに前を担当したメンバーのブログは全て個性があふれる素晴らしさです。中にはポエムを作っちゃった人まで(笑)。これだけで、HackCampは素晴らしい個性の集まりであることが垣間見みれるのではないでしょうか!
ちなみにポエムを作ってくれたのは寺崎さん。素敵なんです♡
https://note.com/hackcamptera_rin/n/nbf02292800d2

ビジョン(仮)に対して、一人で問いのワークをやってみた

当の私は、未知なテーマに関して探究や理解を促すために顧客にもお勧めしている「問いのワーク」を一人でやってみました。「問い」が持つ力については学び溢れる矢吹さんの記事をぜひチェックしてみてください。

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アイデア創発の面白さと同様、一人でも強制的に出せば出すほど、特に、出尽くしたかなーと思う頃に興味深い問いが出てくるから不思議。そして、自分で問いをつくると解くところまでやりたいから問いの力ってすごいなあと思います。

私が追求したいと思った問いはこちら。

・なぜHackCampがこの社会の実現を目指すのか
・実現できるとどんな社会や世界が待っているのか

2つ目の問いは、メンバーで一緒に考えたいなーと思うので、1つ目の問いに対する考察を記してみようと思います。

なぜHackcampは民主化を目指すのか。

上記1つ目に対する問いに対する私の答えはとってもシンプルで、個性が尊重され、個人の成長が会社の成長や価値と直結しているHackCampにいて自分は幸せだし、HackCampのような会社が増えたら幸せな人が増えるんだろうなーと信じているからです。

・プライベートも仕事も「本質」が追求できる
・常に進化を目指している。そのための挑戦や失敗は恐れない
・期待されている役割さえ全うすれば自由(その人の考えや生活を尊重する。尊重される側も自由の裏にある”責任”を理解している)
・お互いがお互いを尊重して信じている(から余計なことは言わない)

ここでいう本質とは何かというと、当社はコロナのだいぶ前からリモートOKで働き方に柔軟性がとてもある会社なのですが、ママもいて、「それならこっちのが良いよね」って多くの人が思う方を抵抗なく選択して、その選択をしてよかったと思えるような工夫や努力をみんなでできる会社だなーと思っています。

対クライアントに対しても、目の前の顧客の課題を解決するためには自社内のルールを見直しアップデートすることはいとわない。顧客への提案直前でも、より良いアイデアが浮かんだら変えることを厭わない、と言った具合に、本質の究極を実践しているなあと思います。それが常に期待を越え続ける価値提供につながっているのかな、とも。

HackCampは創業当初からこういったことを大切に築きあげてきたから、前述のような個性が開花しながら、常にその時のチーム・組織としての力を最大化することにつながっているのだろうなーと思います。
こんなHackCampだからこそ、民主化が目的になるのは必然なのかな・・と。(このビジョンを実現するための我が社の強みに対する考察はまた別の機会に書いてみたいと思います)

私はこんな恵まれた環境にながーくいるので、想像でしかないですが、まだ多くの会社は、

・仕事は9:00-18:00でするもの(と根拠もなく思っている)
・出社、対面をした方が良い(と根拠もなく思っている)
・リモートだと仕事しない人がいるんじゃない?と懐疑的
・社内のルールや慣習を守りながら仕事をすることに疑う余地のない環境

と言った事例が見られるのではないでしょうか。。。。

デジタル化やソーシャルメディアの台頭によって、多様性が表面化され、コロナによる影響で不確実で先が読めないことが顕著になったこの時代において、誰かにとっての当たり前を押し付けながらのチーム運営には限界があるのでは?と感じています。逆にこんな時代だからこそ、自分たちがワクワクする未来に向かって、各々の力を発揮しながら、1+1=∞ になるチームや組織へのアップデートの必要性が高まっているのではないでしょうか。

そうはいっても、言うは易く行うは難し、、、ですよね。かくいう私も長女で性格柄、真面目なので、ルールや慣習を重んじるところがありました。今まで先人が築き上げてきたものへの敬意もあります。そんな私でさえも、Hackcampにいたからこそ、チームメンバーの刺激によって、自身のパラダイムシフト・行動変容を起こしてこれました。今では自分をアンラーニングしながら己と己が取り巻く変化や進化を楽しんでいます。逆に、そんな自分だからこそ、hackcampが目指していることって大切なのは頭ではわかっているけど、コロナで大変なのにそんな挑戦は自社には縁がない・・・と不安になってしまう担当者の気持ちもめちゃくちゃ理解します。

ですので、HackCampにしか出来ないビジョンの確立がされ、新たなMVVとともに再スタートを切った暁には、顧客に寄り添いながらリードできる良き伴走者であり続けるために、自己・組織の成長に貪欲でありたいです。そして、「HackCampと仕事ができてよかった」「無理だと思っていたことができたよ!」「しかもワクワクする!」とお客様の言ってもらえるような、顧客の期待を超える価値提供の積み重ねを通じて、このワクワクするビジョンの実現に向けて精進したいと思います!

いよいよ、GWも終盤ですね。明日のブログもお楽しみに!

【おまけ】 ゴールデンHack Weekのもう1つの企画

ポエム以外のもう一つのチャレンジとしては、公開型のアイデア量産ワークショップを行いました。私が広報をお手伝いさせてもらっている、西村靴下商店さんとのコラボ企画!両社の魅力を知っている身としてはワクワクが止まらない時間でした。下記でアーカイブ動画を見ることができます。

「ブレインライティング」の手法を使って、アイデアを量産するワークショップを公開で実施します。 ブレインライティングでアイデアを大量に創出する今回のワークショップのテーマは、「ラグジュアリーソックスの販促アイデア」。 テーマにご協力いただ...

Posted by HackCamp on Saturday, May 1, 2021


#私の仕事 #連休を自宅で楽しむ #問い #民主化 #ビジョン

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