他ならぬあなたが投票に行くべき3つの理由
タイトルめっちゃ長くてすみません。
2022参院選が間近に迫っているのですが、全然、ニュースでやってないので、書きます。
ちょっと頑張ります。
あなたにとっての一票の価値
世間では「一票の格差」というと、「議員一人当たりが獲得すべき最低票が選挙区ごとに異なり、人口過疎選挙区ほど一票の価値が高い」みたいなことが言われていますが、それとは全く関係なく、「あなたにとって、一票とはどんな価値があるのか」を説明したいと思います。
もうざっくり言って
499万円です。
計算方法は
国家予算(2022)175兆7千億円 ÷ 有権者数1億0562万人
× 3年(参議院任期)
いやいや、衆議院とか、参議院の非改選議員分も割ってよ、と思うかもしれませんが
この国は多数決でなんでも決まるので!
たった1人の議員がどう判断するかで状況が覆ることもあるので!
一票の価値はそのくらい重いと感じましょう・・・。
ただ、そんな全体の数字で言われてもわからんわと思う方もいらっしゃると思いますので、そんな人は自分が今年納税した額を思い出しましょう。
その一年分の税金の使い途を決める議員を選ぶ選挙ですから
あなたの一票にはあなたの納税額が詰まっていると言っていいでしょう。
選挙に行かないということはあなたが納税した金額全てを誰か、知らん人にあげちゃうのと同じことなんですよ。(逆説的には、あなたは選挙で選ばれた人を通してある程度税の使い道をコントロールできちゃうはずです)
ちなみに日本は税収額に関係なく歳出できる国なので、納税額に関係なく権利を行使しようという考え方もあります。
「財源は血税ではない」読んでください。
候補者にとっての一票の価値
一票の価値について、この世で最もありがたみを感じている人種は他ならぬ選挙の候補者当人でしょう。
なぜなら、今回自分に投票してくれた人は次回も投票してくれるかもしれないからです。だから、できるだけ自分に投票してくれた人の思いに沿った政策を進めようとします。
ただ、日本の選挙法は秘密選挙ですので、誰が誰に投票しているかは公表されませんし、投開票した選管員にも分からない仕組みになっています。
では、候補者はどうやって投票してくれた人を特定しているでしょう。
それは投票者の内訳です。
誰に投票したかはわかりませんが、誰が投票行動をしたかはわかります。
それをもとに、各地域投票率が算出されますし、投票者が高齢者に寄っているのか若者に寄っているのか、男女の偏りがあるのか、地域によって得票数にどんな差があるのか、そういった『投票者の輪郭』をみて優先的に進める政策を決定します。
それを『民意』と呼びます。
つまり、あなたが投票しなければ、あなたの考えは民意には反映されませんし、今回投票しない人は当然、次回も投票しないだろうと考えるのが普通なので、あなたが何を思い、何を言おうが「民意ではない」として無視されます。
無視されます。
ガーン
逆に、誰に投票しようが、民意を示した以上、それに従わない政治家になるようなら、次回選挙の時には議席はないと思え、と、そう思えるわけです。
未来にとっての一票の価値
あったりまえの話ですが、一番大事なので、みんなが言うことを繰り返し言います。
あったりまえの話ですが、選挙で選ぶのはこれから活躍する議員です。
これまでにどんな破竹の活躍をしたベテラン議員だろうが、テレビで的確なことを言って衆目を集めて出馬した芸能人だろうが、活躍するのは未来の話です。
もしかしたら期待したような活躍なんてしないかもしれません。
一方で、自分は投票しなかった候補者が、カリスマ的活躍をするかもしれません。
未来の話なので誰にもわかりません。
ただ、今の自分がまったく、なにも投票せず、興味も持たないとしたら、未来の自分が税金の使い道や、民意の在り方について考える場面に遭遇した時に後悔するのか満足するのかという指標さえありません。
現在の投票行動は、未来の自分が政治を考える上での大事な目印となるはずなのです。
ここの部分、だいぶ抽象的でまとまってないので後ほど修正すると思います・・・。
以上、あなたが投票に行くべき3つの理由でした。どれかひとつでも納得できそうなものがあれば、あなたは投票に行くべきだと思います。
2つ以上、わかったら、誰かに教えてあげてください。そして一緒に選挙に行きましょう。
もし、全く納得できないし、理解できない人はコメントしてください。
コメントに沿って修正することがあるかもしれません。
それこそが民意の表明かつ投票行動に他ならないとも思います。
たくさん読んでいただいてありがとうございました。
お疲れ様でした。
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