基礎工事と配筋
こんにちは。こんばんは。吉田です。
杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。
Architect innovation株式会社という名前の会社です。
注文住宅の設計、インテリア、工事を行っております。
本日は“基礎工事と配筋“
について書かせていただきます。
家づくりで初めて建物の形に着手するのが基礎工事です。
基一重に基礎工事といっても沢山の工程が順番にあります。
掘削、根切り、砕石敷き、捨てコンクリート打設、鉄筋組、生コン打設(これは2回に分けて行います。)そして養生、型枠解体などの工程を経て、設備屋さん、大工さんへとバトンタッチされていくわけです。
基礎工事はどれも全てが大切な工程で、そして、特に大切な配筋検査というものを実施していきます。
配筋検査とは何か!?
これは、配筋が図面通りに施工されているのかを第三者に見ていただく事です。
そもそも基礎とは、鉄筋とコンクリートを合せたものですが
(なぜ合せるのかというと鉄筋の持つ性質(強さ)とコンクリートが持つ(強さ)がそれぞれ違うので、それぞれが補いあい強固なものを作り出すのですが、この説明をしていると大変な長文になってしまうので省きます・・・。)
コンクリートを1回流し込んでしまうと固まってしまうので中に何が埋まっているのかわからなくなってしまうので、変な施工や図面と違う施工がされていないかを鉄筋が組みあがった状態でチェックしてもらう事が配筋検査になります。
今まで沢山の配筋検査に立ち会ってきましたがそこで感じたことは
検査が簡素だということです。それでも保証が付くのであれば
問題ないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それは違います。
何度も何度もお話してきましたが、お家は一生に一度のお買い物です。
図面だけではわからない事があるのです。
鉄筋の短辺と長辺のどちらを上にするのかなど他にも沢山の事に気を配らなければいけないです。
お家造りは眼に見える部分が大切にされがちですが、
見えない部分こそ美しく、堂々と行う事こそが大切なのです。
これから家造りを検討されている方は、
そんな眼で家造りを見ていただければと思います。
本日は、“基礎工事と配筋“
について書かせていただきました。
宮城県全域、仙台市内で建築工事、建築設計、デザイン全般を
行わせていただいております。
家づくりで何か気になる部分がございましたら、
お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。
本日もありがとうございました。
GOOD DESIGN × ARCHITECT INNOVATION
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