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3年半 急性期病院にいたのに急変対応をしたことがない

看護師5年目になりました。
現在は派遣看護師としてコールセンターのお仕事をしています。
電話越しには関わるけれども、物理的に患者さんやその家族さん達と直接関わることは、今現在ありません。


いままでで転職を3回していますが
働いていたのは どれも急性期の病院でした。

4年間の中の半年ほど派遣看護師として特養にいた期間があるので、厳密には病棟は3年半くらいになります。


急性期病院ですし、CPR(心肺蘇生)をするタイミングというのは必ずあります。

ですがわたしは 3年半の在籍中 一度もやったことがありませんでした。


明日受け持つはずだった患者さん
「CPRしたけど深夜に亡くなられた」
と夜勤さんからの申し送りで聞かされたり

急変される可能性が高い言われ受け持った患者さん
勤務交代で次の方に引き継いだ数時間後に急変されCPRしたと後日知ったり

あとは
自分が受け持った時に亡くなられた患者さんはどの方もDNARを取っている方だったり

といった形で、急変対応をせずにここまできました。

DNARというのはDo Not Attempt Resuscitationの略で、悪性腫瘍の末期など、CPRの適応がない患者が尊厳を保ちながら死にゆく権利を守るために「心停止時にCPRを行わないように」とするための指示である。
看護roo!サイトより


看護師としてそういった経験がないことにプレッシャーのような、コンプレックスのようなものがないわけではなかったです。
看護師として経験しておいた方が良い、というふうに思っていた反面、出来れば経験したくないことの一つでもありました。
CPRといえば高齢の方がされることが多かったからです。


昨日の投稿で
病院でのお看取りに対する考えを書きました。


わたしは自分や親しい人に限らず、その人がその人らしく最期を迎えてほしいという想いがあります。 


CPRは身体への負担が大きいです。いままで治療を頑張ってこられた方やご高齢の方は出来るだけしんどくならないように、安らかに最期を迎えてほしい思いがあるので、自分勝手なのですが話を聞いてモヤモヤとしたり、なんというか、辛くなることが多々ありました。

だからと言って
そういったの方にCPRをするのはダメ!!
とかいうふうに思っているわけではないです。


本人も、その方の周りのみんなも納得して、そういった処置が受けられるようになって欲しいと思います。

そして、実際にCPRをした経験は無いですが、BLS講習担当に任命されて、資料を作ったり、実際の技術をスタッフに講習する機会をいただいたことがあります。もしそういったことに直面したら全力で頑張ります。


死ぬことって誰にでも平等にあることなので
不謹慎だと言わずに、話し合うことが大事だと思っています。


読んでくださりありがとうございました。

夕星

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