見出し画像

9歳の私を癒していた「わが子の小3転校劇場」

HSCの我が子が、実は、3人とも、3年生で転校を経験しています。

長女(現中3)は、小学校3年生の3学期に。
長男(現小4)は、小学校3年生の11月に。
次女(現小3)は、小学校3年生の5月に。

長女は、戸建てに住んでいた頃に、私自身がもうここにずっと住んでいたら、私は仕事の両立ができない、子育てもきちんとして、生きていけないんじゃないかと、限界を感じ、半ば、私の都合で、引越しをしました。もう無理と無理を感じてから、夫に相談し、住み替えをと、同じ駅の駅近くに引越しをしています。引越しに向けて、動き始めてからは、偶然にも知り合いとの再会などがあり、縁が繋がりトントン拍子で引越しが決まりました。そこで行った先は、前の学校より長女と私にぴったりの環境で、とてもとても有り難く感謝しています。

長男は、長女と同じ小学校に行きましたが、長女の頃に少人数だった新設小学校は、この頃には1000人を超えるマンモス校に。迷いなく同じ小学校に通っていましたが、長男には合っていなかったのですよね。そこから、不登校を経験し、市内小規模特認校にぴったりとはまり、現在楽しく通っています。

次女は、長男フォローに明け暮れていた私に心を開かなくなっていました。クラス替えがありお友達と離れてしまうと、不登校になりました。その後、本人の意志により、兄と同じ市内の小規模特認校に通い始め、現在は、日々私と喜怒哀楽、心を通わせあいながら、学校通学、生活を送っています。

結果的に、同じ小学校になり、やりくりがしやすくなりましたし、私も安心して関わることができる学校で、よい循環になってきています。

3年生、子どもの発達段階として、心が成長する時期であることも、深く感じています。特にHSCの子どもにとっては、親の気持ちを汲み取り、育てやすい子になりやすいタイミングでもあると3人の子育てから思います。そして、内面では社会の大人や友達との関係に応答し、大人のいうことをよく聞き、狭い世界で生きるための力をつけていく年齢でもあります。たとえ、親の事情や他のきょうだいの事情での転校で、本人は「いいよ!」と笑顔で言っていたとしても、本心でない可能性もあるのではないかと思うんです。

私は、第2子、3子については、本人たちからのアラームが上がり、それぞれのタイミングで、体験入学を通して、合う学校にと転校をしました。そして、その子にあう場所がみつかるまで、その子に合う学校、環境にと、情熱を注げたことには、理由がありました。

私自身が9歳の時に、たった1回の転校でしたが、弟の進学に合わせて、引越しをして、私も転校をしました。転校前は、とても楽しく学校生活を送っていましたが、今、こんなにも深くトラウマ化していて、そのことが原動力となり、子どもの進学について、一生懸命その子に合うところ、合うところと、行動する私がいたことに気づきました。自分の事情で転校をした長女についても、今回は高校受験で、コロナ禍ではありましたが、なんとしても彼女の希望の進学先に進めるように。そして、安心して試験を迎えられるようにと、本当に本当にそのことには、がんばれました☺️

どの子も小3のタイミングで、何らかのことが起き、学校が変わっていること、無意識化のことではありますが、本当に不思議な現象だったなあと・・・3人のドタバタがすこーし落ち着いてきて、やっと我に返って、思います。

フィギュアスケートの羽生選手の、会見で9歳の自分と一緒に跳んだ。その言葉を聞いて、私は子どもたちの不登校や進学について、9歳の自分と向き合っていたのだなぁと感じ、羽生選手は、ご自身のプロフィギュア選手としてのご自身として、9歳のご自身と向き合われていたのかもしれないと、勝手に思いを馳せていました。

全然次元は違うかもしれませんが、人は皆、それぞれに、その人の人生のタイミングで自分の幼少期の自分と向き合うタイミングがあり、そのことにより、実現できる世界がある。本当によく生きている。よく生きてきた。そのことを自分自身に愛を向けてあげること。そして、愛を持って表現し、表現することが愛となり、近くの誰かに伝わっていく、そんなことをじんわりと思ったのでした。

『愛は表現していこう!!』今日言いたかった一言は、こちらです❤️

長女の高校進学(地域みらい留学)については、
感性キッズにコラムを掲載しています。
進学先の選択肢のひとつとして、是非、
ご覧ください。

https://kanseikids.com/220209/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?