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面接時の質問には会話のゴールを意識して答えよ!

※今回の投稿は、就職活動をしている私が、考えたことです。自分が悩んでいるから、まずは自分のための記録として書いています。正解も不正解もありません。これができたからといって絶対内定!という訳ではないけれども、面接中の混乱を防ぐことができると思っています。また面接後の振り返りにも役立つのではないかと思います。参考になれば幸いです。就活&転職活動をされている皆様が、良いご縁に巡り会えますように。

面接時の質問には会話のゴールを意識して答えよ

文化人類学者の亀井先生の「チコちゃんに叱られる!」に対する批判的なコメントを偶然にもネット上の記事で見かけた。この記事では、「なぜ」という疑問詞について触れられていた。私は、この記事を読んで、就職活動をするときの面接で問われる「なぜ」という疑問詞について考えてみた。その結果、今日の私は、『面接時の質問には、ゴールを意識して答えよ』という自分へのメッセージを結論とした。そのゴールとは、簡単にいうと、『自分はこういう人間です。だから、御社のこういうところで活躍したい/活躍できるはずです。』という自分と企業をつなぐことだ。(あのときの自分に言ってやりたい…。)


質問のなぜ?にはアピールしたい自分に到達できれば御の字(?)

先述したように、面接というシチュエーションにおいて重要なのは、自分が質問に答えるときのゴールが『自分はこういう人間です。』というアピールしたい自分の像に焦点があっているもの。また、この自分の像という小さな視点から、徐々に実際に行う仕事内容へと視点をスライドさせ、会社の事業や企業理念へと大きなところへつなげることだ。最低でも、前者の自分の像を表現するところに到達できれば、一つの問いに対する答えとしては、御の字だろう。(面接全体として視点のスライドがうまくできていれば大丈夫だから。また、視点のスライドは御社側が採用を検討する際にも行われるのではないか。)もし実際の面接でそこまで到達できたなら、まずそんな自分に拍手を送ろう。

面接でなぜ?には答えることの難しさ

面接の難しいところは、出会って間もない相手に、できるだけ分かりやすく、自分のことを伝えることだ。人事が上司に「どうだった?」と聞かれ「こいつ、良いですよ!」と報告するための材料をつくってあげるのが、私たち就活生の仕事。こういった状況の中で、面接官から投げかけられる「なぜ〜なのか?」という答えが1つに定まらない質問に、どう答えるか、どう答えたらその後の会話がどう転ぶだろうか、ここに面接って難しいなあと感じる。これは事前に予測をしても良いけれども、本番中に予測をしていたら会話が成り立たないほどの沈黙をつくってしまう(これは私が抱えてきた問題)。したがって、本番には会話によってその場の空気が盛り上がれば御の字だと思っている。面接が終わった後に、「なんだか面白かったよね、良いかも」みたいな良い感触を残して覚えていてもらえたらOKだと思う。難しいを楽しもう!というマインドで乗り越えていきたい。

なぜ?に対してうまく答えられず面接官を怒らせたお話

これまでの面接エピソードの中で、衝撃的な出来事は、大手ハウスメーカーの営業職の面接だった。それは、突然、面接官がキレてしまい、机を叩いて怒鳴り始めたことだ。ストレス耐性を見るためのただの演出か?とも考えたが、私はこの出来事をどのように捉えておこうか…?とモヤモヤしていた(その日の記憶が曖昧になりつつある)。今回の記事を読んで、考えたことで、少し晴れたような気がしている。彼を怒らせた要因は、なぜ〜?に対して、自分について深く、速く、分かりやすく、答えてほしいという彼の意向を汲み取れなかったことだった。軍隊のようなキビキビとした速さで、一問一答で、あるいは、一問につき3文で、シンプルに答えることが求められた。また、問いと問いの行間も速いコミュニケーションを彼は望んでいた。私は質問に対する答えが、自分の目指しているゴールからとても遠い答えを、一言目に答えてしまっていた。また、もっと深くという彼からの要望には、応えられなかった。さまざまな要因はあるが、初対面の間柄で「深さ」に関する共通認識がなかったこともその一つである。(良い経験をした。)

最低でもゴールだけは外さない

質問の答えとゴールをできるだけ最短で結べると、どんな面接にも応用可能だと考えている。ただ、いろんな企業の、いろんな人事が実施する、いろんな面接だ。質問の答えとゴールを最短で話すだけが正解ではない。そもそも正解はない。最低でも、ゴールだけは外さないようにしたい。いつか面接官や取引先の反応を見ながら、少し寄り道をして、一緒に場を楽しむくらいの余裕が持てるようになりたいものだ。


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