母親に言われたキツかったこと(笑)

うちの両親はそれぞれが毒親育ち。毒親同士が結婚して生まれたわたしは、アダルトチルドレンのサラブレッド(世代連鎖)です。わたしの家族は、5歳下に弟と、7歳下に妹。DVモラハラパワハラアル中の父親と支配的でネグレストな母親。家庭にも学校にも居場所のない闇の小学校時代を、4歳までの母親との楽しかった記憶だけを糧に反芻しながら過ごしましたが、私立中学への入学が第一の転機となります。


大学に入って、チャットにハマっていました。
それこそ、朝から晩まで暇があればやっていました。やっているのは同じ大学の人なので、リアルにもすぐ知り合いになれました。

やっている人の中に、Kくんがいました。
顔も好み。
3ヶ月彼のあと、しばらくして付き合い始めました。


帰らないと決めていた家ですが、曾祖父が亡くなったので、2日ほど実家に帰ることになりました。
確か夏休みか春休みか、ちょうど期間中だった18切符の半端物を買い「こんなクソ田舎なんです」と案内も兼ねてKくんと一緒に地元駅に到着しました。

駅には母親が車で迎えに来てくれました。
母親はKくんに目を留め「彼氏さん?挨拶してくるわ」と車のエンジンもかけっぱなしのまま、ドアをバタンと閉めて行ってしまいました。。。

車の中でヒヤヒヤしていました。
母親は一体何を考えている?
なんであの人はこういうのには察しがいいんだ?
挨拶って、、、また余計なことを言ったりしてない?
急に母親が出て来て、Kくんを驚かせちゃった。。。

中学校のときに母親に咎められた記憶も蘇りました。

オロオロしながら待っていると、にこやかに母親は帰ってきて、家に向かって出発しました。
わたしは見送ってくれるKくんに手を振りました。


家についてKくんの話をしていたときだったかどうだったか、彼氏とにこやかに挨拶するとか、母親が少し物分りの良さそうなところを見せたためか、わたしは安心して、嬉しくて久しぶりに饒舌に喋っていました。

それを母親は急に遮りました。
「あんたはキツイねぇ」
しみじみと、わたしを憐れみのこもった目で見つめました。

わたしは凍りつきました。

今のわたしの話の中でキツイことがあったのか?
何の話で?
どこがどのように?
混乱しました。
ぐるぐると「あんたはキツイ」という言葉が頭の中を回っていました。

そこからあまり記憶がありません。



今なら言ってやるけど。

常に否定の言葉が最初に出てくるあんたとソックリだよね!(笑)


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