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【観戦記】B3に突如現れた黒船集団「アルティーリ千葉」に文字通り"魅了"された話【バスケ】

こんばんは。久々の投稿で以前どういう記事を書いていたかわかりません(笑調子を取り戻すリハビリ記事です。ちなみに今日はバスケ観戦の話です。

12月は週1ペースで観戦に出かけてたのですが、代表戦やコロナ禍の関係もあってしばらく試合を見てなかった今日このごろ。ちょうどやることのなかった2月26日の土曜日、ふと試合情報をチェックしてると、どうやらB3の試合が千葉市内でやっている様子。そのアルティーリ千葉というチームは何のバックグラウンドもない状態から今季参入してきていきなり実績の豊富な選手を連れてきて昨オフを騒がせたところ。なんなら今日は無料招待日ということで、興味本位で覗いてみようと、都内から電車を乗り継いで会場のポートアリーナ千葉へ向かいました

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まず会場のハコのデカさに驚く。ポートアリーナ千葉は、B1の強豪千葉ジェッツふなばしがたまに試合をしたり、それこそ日本代表の試合にも使われるような大型アリーナです。そして、会場入口付近で選手の旗が出迎えていましたが、はっきり言って「この選手普通にB1でも通用するだろ・・・」みたいな選手層これでも参入初年度のB3チームなんだぜ。普通にビビる。

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入口をくぐって座席に案内をしてくれるボランティアのお兄さんお姉さんは、おそろいのパーカーを着ていて実に統率が取れています。はっきり言って、数年前からB1に定着した自分の贔屓球団よりも「素人感」がないです。すごく洗練されている。
オープニングショーの前にBGMが流れるけど、そのチョイスがまたちょっとシャレオツな原宿あたりのファッションブランドでかかってそうな感じだし、なんならマッチデープログラムのデザインや素材までもが、なんとなくだけど、よく言えば「ファッショナブル」、悪く言えば「厨二病臭い」。なんかこう、贔屓の感覚でバスケを見に来たのとは違うエンタメ性があります

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そして何より驚かされたのがオープニングショーの会場の演出。

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写真でどれだけ伝わるかはわかりませんが、このレベルをB3で、無料招待で見ていいんですか???となりました。もちろんいい意味で。

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我らが贔屓球団はエンタメ企業がバックについてから、それはそれは素晴らしいショーになったのですが、それまでは別に大したもんではなかったです。そこまでには決して平坦ではない努力の結晶があった。それがこう、参入初年度のチームが平気でこの完成度を見せてくると、流石に度肝を抜かれますよね。なんじゃこれ。

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そんなこんなで試合が開始。対戦相手は #東京八王子ビートレインズ 。何度か試合を見に行ったこともありますが、まあよくも悪くもレベルはB3中位かなぁという感じです。シュート確率にしても個人の技術にしても。
ところがアルティーリは外国籍選手にしても日本人選手にしてもB1での実績が豊富だったり、B2で個人タイトル取ってたりする選手がほとんど。ぶっちゃけ、B2どころか今すぐB1に行っても勝てる試合はありそうなくらいのハイレベル。
そういったプレーのレベルの高さも魅力的なのかなと思いました。勝てるチームはお客さんを呼べるので。

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それでいて、意外とお客さんの雰囲気が「バスケ観戦素人のミーハーな若者」とも限らないんですよね。もちろん訴求していきたいのはそこなんでしょうけど、いま現状無料日でも見に来ているのは、旧bjのクラブを見に行くといるような、家族連れだったり40代くらいのスポーツ好きのおじさんだったりする。ちょっとちぐはぐな感じもするけど、「なんとなくジェッツに飽きた層」だったり、「県民として地方球団を応援してるけど2推しを作りたい層(これisまさに筆者)」を狙ってると思えばそれはそれで面白いのかな、と思いながら見てました。
それこそ過去のエントリ(↓)に対する答えなのかもしれない。


試合は100点ゲームにこそならなかったもののアルティーリが快勝しました。

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ということで、今日知った #アルティーリ千葉 というチーム。アルティーリというのはエスペラント語で「惹きつける」という意味だそうです。
自分の第一推しは #島根スサノオマジック という、雑草から這い上がって今まさに強豪になっていこうとする過程のチームなのだけれど、初手でここまで完成度抜群の洗練されたチームというのは、それはそれでまた惹きつけられるものがあるのかな、と思いました。
何より、ちょっとイカしてて厨二病臭い(褒めてるのよ)のが個人的に刺さりますね。すき。

そんなところで、今後も気になるチームの一つになりそうです。

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