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僕には「死ぬまで続けたいこと」があるだろうか

みなさんおはようございます、ユシアです。

最近僕は、ある習い事をしています。
その習い事の先生は、なんと70代のおじいちゃん!
声はガラガラだし、腰は曲がっているし
見た目は「あー、おじいちゃんなんだなぁ」という感じですが
いつも室内では半袖で、とてもパワフルな方です。

初めてお会いしたときはビックリしてしまったのですが
すごく丁寧に、そして楽しく教えてくださる方で
「あぁ、本当に好きで続けてきた人なんだろうな」
と感じました。

相手はプロなので、僕と同じ土台で語るのは失礼なのですが
それでも同じ「好きなこと」を持つ者同士で
先生は僕の憧れの1人でもあります。

僕は彼のように、彼の年になるまで
この趣味を続けていかれるだろうか。

正直自信はありません。
今は若さだけが取り柄で、どこでも受け入れてもらえますが
年を重ねるほど、それは難しくなると思います。
今から「自分が年を取ったらどうなるのか」
そういう意味で不安だったりします。

その先生のすごいと思うところは
その年になっても、僕らのように
先生を慕い、先生から吸収しようと思う人がいることでしょうか。
やはりカリスマ性があるのだと思います。

ある時先生は、稽古の時にこの様なことを仰っていました。

「自分はいつか死にます。
それまでに、あなたたちにジブンの知識と技術を伝えたいんです。
だから、自分から貪欲に技術を盗みなさい。」

その言葉を聞いたとに
それを言うことができる人ってすごいな、と思いました。

確かに人は「死ぬ前に何かを残したい」と思うものだと思います。
いなくなってしまったら、自分には分からないのに
自分が生きた証を残したいのでしょうか。

でもそれを、こうはっきりと口にできる人は
相当努力をした人だと思います。
相当な努力をして、自分に自信がある人なのだと思います。
もちろん、本当の意味での、です。

彼にはもっと早く出会いたかった。
そして彼に会うまでに、もっと技術を身に付けておけば良かった。
そう思わされる人です。

過去のことを後悔しても仕方がありません。
僕は先生から教えてもらえるうちに
先生が伝えてくれることを、一生懸命受け止めていきます。

20代後半ゲーム好き。Youtubeにてゲーム実況を始めたばかり。好きな人と好きなことをして生きていくことが目標。