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連載 #夢で見た中二物語 14

ある日の夜、人々は流星群を見る為に空を眺めていた。

そんな折、魅惑的に輝く桃色の宝石のような欠片が空から降り注ぐのを多くの人が目撃した。

その欠片は複数確認され、鉱物自体が剥離しやすい物で、地球上では全く確認された事のない物質で出来ているようだった。

その欠片は初め宇宙センターに保管され、万国博覧会にも出展されるなどの人気を博すようになる。


しかしそれからまもなく、宇宙センターの管理者を中心として、例の石と関わった者達が妙な言動と行動を繰り返すようになる。

それは単に奇妙なものではなく、皆が何かしらの目的(例えば「自分勝手な人類の手から本来の地球の姿を取り戻す」とか云々)を果たす為に行なっているようだと別の研究者たちが発表し始める。

そしてそれは次第に、地球規模の大きな争い事へ繋がっていく事となる。

☆☆☆☆☆

大体いつも中途半端な形で終わりますが、時間に余裕があるなら本当は何かしらの続きを考えて掲載したいところです。

ただ某怪奇小説作家さんが「夢というものは、文章としてこの世に表した途端に、その本質が失われ霧散してしまうもの」みたいな事を言っていたので、続きを考えて書くということ自体(そして夢で見たものを文章にすること自体)が蛇足なのかもしれませんね σ(^_^;

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。