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連載 #夢で見た中二物語 13

今や当然のように、広く機械が台頭する時代。

一人一人が当たり前のように手にICチップを埋め込み、人間自体がそのチップを媒体にネットに繋がれるようになった。

便利になる代わりに、完全に管理型支配社会になった事を人々が受け入れるようになった世界でのお話。

しかしある時を境に、突如として複数人のIC機械デバイスが反乱を起こし、広い範囲の人々に重度の体調不良や身体機能停止がみられるようになり始める。

はじめの頃は新型のコンピューターウイルスの流行が疑われ、ウイルスの抹消と防御ワクチンの開発がなされる。

だがいくら治療を行なっても機械の不具合は収まる気配を見せず、よけい広範囲に広がるばかり。

そんな中で機械の不具合が起きていない少人数に含まれていた主人公は、つい最近埋め込んだばかりのICチップと結託して世界中に広がりつつある"機械の不具合"の原因を探り始める。


調査する内にその出来事が世界を巻き込む大きな陰謀に繋がっている事を判明、主人公もその陰謀の最中で命懸けの戦いへと身を投じる事となる。

☆☆☆☆☆

今回の夢は、コンピューター支配物の近代SFといった感じでしょうか。

これも夢の中で聞いた話(裏設定?)ですが、主人公のICチップはかつて機械台頭時代以前に機械相手に謀反を起こした機械の主要部であるとの事。

一度破壊され解体・分解後に再構成された後も機械台頭時代反対の意思を持ったまま、偶然主人公の元にやって来たというような存在らしいですね。

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。