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連載 #夢で見た中二物語 29

古代と近未来が混ざり合った世界、空には最新式の個人飛行機が飛び交いながらも、古代の遺跡(なんとなくインドっぽい)が立ち並び人々が毎日のように祈りを捧げていく街中。

上空には飛行機や飛行船、道路には発売したばかりの車が行き交う。

街の中でも一番大きく歴史のある寺院の背後には、昔から神聖視されてきた霊峰がそびえ立つ。

主人公の少年は、この街でごく普通に生まれ育ってきた。

しかしある日の境に幼い頃の記憶を夢に見るようになり、その夢では誰かに手を引かれながら例の霊峰を登っていく光景が見えた。



本来ならば、霊峰は神聖視されている為にある地点までしか近付くことが許されていない。

だが少年には、それがただの夢ではなく幼い頃の記憶だという妙な確信があった。

その記憶の正体を探るため、少年は一人霊峰へと密かに旅立つことを決意する。

☆☆☆

今回は短め、ストーリーもさることながら(完結してないけど)夢で見た風景がとても印象深かったお話。

古代遺跡と近未来の乗り物の奇妙なコントラスト、霊峰(つまり山)もとても美しい風景でした。

自分の画力のなさが残念ですが、とりあえず記憶に留めておこうと思いまして。

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。