もしもこの世から私がいなくなっても

もしもこの世から
私がいなくなっても
この世界は何も困らない

私は小さな存在で

あの高い山の上から
見下ろしたら
たくさんの木々にかくされて
見えないだろう

高いビルから
見下ろしたら
たくさんの集合体の
小さな点でしかないだろう

私がいなくてもこの世は
回り続けるだろう

私など
小さな存在なのだから

だけど
その小さな存在が

私のように
名もなき存在が
この世界を支えているのだ

ちっぽけで
小さな存在でも
誰かの大切な人で
失いたくない存在

この世界で
私は必要されてないかもしれない

だけど
私の存在を認めて
大切にしてくれる人がいる

だから
私は毎朝目を覚まして
「おはよう」と言うのだ

明日もまた
会えるように
「おやすみ」と言うのだ

私はこの世では
小さな存在

だけど
私の存在を大切にしてくれる人がいる

小さくても
この世で必要とされてなくても

私の存在を認めてくれる人
そんな人達がいるなら
私はもう少し
この世を楽しもう

もう少し
生きてみよう