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朝の詩 92

朝露ゆれる
花びらに

小さな虹がかかる

虹の向こうで
待っているはずの人に
あなたは
逢えましたか?

あちらの世界への扉
きっと
開いたことでしょう

青い空は
あなたの笑顔のようです

そちらで
幸せになれますように

生まれ変わってほしい

でも

そちらの世界で
ゆっくりと羽を伸ばしていてください

私達は時々集まって
あなたを偲んでいきます。

いえなかった

ありがとう
産んでくれて
育ててくれて
ありがとう

空へ向かって

そっと
つぶやきます

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