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親の使命は「自立」させること

「お母さん、ずっとお子さんといる訳にはいかないんですよ」

「お母さん、お母さんの方が先に亡くなるんです。その時に、お子さんが困らないように自立できるように、少し離れてください」

「お母さん、お子さんは、いずれ、
あなたの元から旅立ちます。
お子さんが旅立つた時、何もない、とならないように、何か「自分だけのもの」を作ってください」

「あまり、こんつめるなよ。空の巣症候群になるから」

この言葉を理解できず、
なんとかしなきゃ、の日々の中で

これは息子に対してより
息子に何かしてあげてる自分に酔っていた

私の思う『普通』に拘りすぎて
出来ない事にイライラしていた
「なんとかなる」と思いながら。

ほっておいても
自分の事はできる

多分、お互いに干渉し合わない方が良い時期だと、私は思い、
息子に「出かけてくる」と出かけた。

なるべく長く…

一人の時間が欲しいから
不登校になった様子だったから。

大丈夫
何が言いたくなったら
自分から言ってくる子だ

利口な子だから
気持ちを整理してるんだ

部屋にこもってても
食事の時は降りてくる

大丈夫
この子を信じよう

そう言い聞かせ、
「お手伝い」は必要以上にしなくなった。

一人の時間を持つ事で
気持ちの整理ができるようになったのか
笑う事も増え、
一緒に外出するようになった

「この子はいづれ、私達から
旅立っていくのだから、私も旅立った後の事を考えなきゃ」

気持ちを切り替える努力をした。

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