わたしの音楽遍歴ー中学生編①Shampooー
中学生になってまず一番最初にハマったのは、Shampoo(シャンプー)だ。wikiをみたら、シャンプー (アイドルグループ)となっていたが、Shampoo信者としては、アイドルにカテゴライズされることに、少々納得がいかない(笑)
いつだかのお酒の席で、私がShampooが好きだったという話になったのだが、Shampooを知らない方がいた。
「え?Shampooって何?どんな感じなの?」という質問に対し、知人が「女の子2人のユニットで、TATOOの元祖みたいな…」という説明をしていた。世間的には妥当な例えになるが、これもまた敬虔なるShampoo信者としては非常に納得のいかない説明の仕方であった。(笑)
Shampooを初めて聴いたのは、洋楽のコンピレーションアルバムシリーズ「NOW」に入っていた、「トラブル」。
かわいい!!!かっこいい!!!
すぐにのめり込み、CDのブックレットはボコボコになるまで読んだ。
「トラブル」は、夜遊びをしていたら、終電を無くしちゃって、帰ろうと思って車盗んじゃってどうしよう・・・みたいな不良娘の歌だった。
「Shampooみたいになって、イギリスで地下室付きの家を購入して、毎晩好きなレコードをかけて、遊びくるって、早死にする!」みたいな夢を中学生の私は結構マジで持っていた。笑。
なぜ、Shampooをアイドルのように言われると腹が立つか、という点についてだが、Shampooの2人はマニックス(Manic Street Preachers)のファン同志で繋がり、ファンジンを創る位の音楽好きだった。
Shampooの音源は、90年代特有のシンセの何ともダサダサな感じは正直ぬぐえないが、今聴いても楽曲としてかっこいいし、ユニゾンのツイン・ボーカルもあの2人にしか出せない感じで、とてもカッコよい。
リリックも結構パンクで、思春期の私のイライラを代弁してくれているようが気がして、聴く度に心が軽くなった。社会人になってからも、イライラすることがあると、Shampooを爆音で聴いて、ストレスを発散することも多くあった。
一曲だけ「House Of Love」という、「みんな1つの愛・神の元にいる。人種差別もなくそう」みたいな社会派なリリックの曲がある。この曲はShampooの楽曲ではなく、カバー曲で、Shampooのジャッキーは「リリックの意味は別に深く考えてない。ただ曲がかっこよかったから歌っただけだ」とインタビューで答えていて、これもまた中学生の私にはシビレルかっこよさだった。
この曲はレコードでも持っていた。レコードを訳あって一気に手放すことがあり、その時に一緒に売ってしまったのだが、勿体ないことをした。またいつか手に入れたい。
Shampooで好きな曲については、3曲程取り上げて、またウザ語りします。
ほんとにカッコイイので、まだまだ聴かれるべきだと思います。
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