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チョコレートを吟味しながらブッダの言葉を噛み締めてみる

美味しいチョコレート買ったので、それを食べながらブッダの言葉にも触れてみます。『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』草薙龍瞬(著)の内容からいくつかご紹介していきます。​

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ブッダの「正しく見る」とは?

その正しさとは、自分が正しいとは思わないことだそうです。うわわ。何それ?

「自分が」「あの人が」という思いが〝心に刺さった矢〟であることに、人は気づかない。正しく見る者に、苦しみを繰り返すこだわり(自意識)は存在しない。──ウダーナヴァルガ〈観る〉の章
正しく理解する者は、「自分が正しい」と思うこと(慢)がない。だから、苦しみを生み出す「執着の巣窟」(わだかまり)に引き込まれることはない。──スッタニパータ〈あるバラモンとの対話〉の節

っで、極め付けが他人は他人、自分は自分だと弟子たちに言っているようです。すごいな、、、。でも、究極そうですよね。

自分も自分の世界をもっているけど、相手も相手の世界をもっている。だったそれだけ。

自分の世界が見えてくれば、そこに安心して居心地よくすればいいってことなんですよね。

ただ自分が感じていることを感じる

とかく他人と比べたくなるのが人情。それゆえに世間体が気になったりします。そんな時は、自分の感性に没頭することがいいのだそうです。

自分の世界を見つめることで、自分を確認し、他には得難い自分が見えてくるんですね。

さまざまな煩悩(評価・計らい・判断)が消滅した境地こそが、よろこびである。その者は、すでに勝利している。他者に負かされることは、もはやない。──スッタニパータ〈論争について〉〈速やかな成就〉の節

「判断」を外し、自分を生きる。自分を生きるってすごく深いことなんだなぁ。でも本当の自由がそこにあると信じられるのは、こうした先駆者がいるからですね。

自分の五感を感じる方法はいくらでもあるけど、そのひとつは「味」。今日は美味しいチョコレートを吟味してみました。

日本橋・アラン・デュカスのショコラ工房

こちらでは、一枚のタブレットを買う時も、迷ったら試食が可能。説明を聞いたあと、実際に味を確かめてみました。

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甘さ、苦味、酸味、香り、、、など、カカオの産地や製法によって微妙に味わいが異なります。何を感じているかのみ集中する。

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私は朝、コーヒーのおともにいただくので、酸味が少しあって香りの高いものを選びました。朝、コーヒーの香りと味とチョコレート。夜、ウィスキーとチョコレート。その一瞬一瞬を大切にすることで、自分に戻ろうと思うのです。

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いつ訪れてもワクワクするお店です。

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