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日々徒然18 成長欲求が途切れた

最近、なぜか心が躍ることが少ない
そもそも、頑張る事をしなくなった
無理も、危険も、猛進も、夢も、希望も、理想も、恋焦がれるような、居ても立ってもいられなく、何か行動していないと気が済まない感覚があったはずなのに

今は夢朧のような、夢うつつのような
そんな感覚

何か欠落したよう
何を落としてしまったのか思い出せないけれど、今はとにかく日々を穏やかに過ごせている

落としてしまった何かを探す気もないし、思い出そうともしたくない

分かる事は、おそらく「今は安全」という事だろうか

色々焦る事が以前より少なくなった

これはどういうことなのだろう。安全なのに心が湧き上がらず、さざ波が立たない、鏡のような水面の上にいるような錯覚まで出てくる

そこで、またまた「安全」の定義を知りたくなり調べてみた

「安全」

 危険のないこと。平穏無事なこと。
 傷ついたり、こわれたり、盗まれたりする心配がないこと。
 心を落ち着かせること。気持を安らかにすること。

精選版 日本国語大辞典


ここから推察すると、今私は
「傷ついたりする危険がなく、心が落ち着いている」状態なんだろう

と悶々と分析してみていたら
横に座った3世代の家族に目が奪われた

時刻は19時半
おそらく2歳になるかならないかくらいの男の子と母親、祖母

チョコチップスコーン、抹茶フラペチーノを三人で回して食べている

椅子に子供が靴で上がり、抹茶フラペチーノを渡してそのまま飲ませている

しかも椅子から落ちて大泣き

「自分が悪い」と言い放つ

あーーーーーーーーーダメだ
とっても心から拒絶の嫌な感情が出てくる

職業柄、私は食べ物には最低限のこだわりがあるため、そこのマイ倫理観ラインから、明らかにすべて外れている家族

もう心がざわざわしすぎて、ドキドキ緊張すらする

これは「安全」な状態ではない

私の身に危険があるわけでもないのに、身の回りの状況によって「安全」はすぐに覆られてしまった

そう考えると
「安全が脅かされる状態」ではそこから抜け出そうとするため、何か自分を奮い立たせるものが出てくるのだろう
要は、危機回避のための能力

そこはおそらく、全身全霊をもって、疑問も持たずに、自分の経験と知識を総動員して、危機を回避するため何かしらの心理的なもの含めて、アクションをするに違いない

現に、私はパソコンを猛烈にたたいて、心を落ち着かせられるよう、吐露している

では、危機回避以外ではアクションを行わないのだろうか?

安全な状態でかつ何かしらを行う事とは?

それには、自分を脅かされる(思想含み、自分と異なるものすべて)存在に近しいもの、何か行動してしまうパンチの効いたニンジンが必要なのかもしれない

危機感と同レベルの危機ではない、安全を脅かさない何か

そう思うと、なかなか出てこない

だからこそ、安全なところで人は行動を起こすこと、またはそれを継続する事がなかなか難しいのかもしれない

良い例が私はダイエットがある

数々のトレーニングをし、ジムやスタジオ通いもし、マラソンもし、キックボクシングや食事制限等。。。。。
長くて4年だったな~

危機感からやばい!!!と猛烈に思ったとしても

大抵は、ようやく行動できたとしても継続してやばい!と思わないレベルまで行動し続けられなかった

そうこうツラツラ考えていると、今の成長欲がないのも、向上心がないのも、安全を脅かされるレベルの危機を感じるくらいの感情が揺さぶられるようなイベントがないからなのだろう

よくよく考えてみたら、それはとてもありがたい事で、安心安全をようやく得られたという事か

であれば、今の私の虚無感は、無理やりひねり出した、無いものねだりの取り越し苦労な感情かも

危機感
成長欲
向上心
磨く
自己肯定感の低さ
承認欲求

つながっているかな

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