低気圧で絶不調になる自分を責めないで
雨が降る前や台風が近づいてくると、頭痛がしたり、だるさを感じたり、気分が落ち込んだりすることがある。
こうした症状は、低気圧が原因で引き起こされることが多い。
特に気圧の変化に敏感な人にとって、これは避けられない現象だ。
低気圧の影響で自律神経が乱れ、血流が悪くなったり、体調不良が現れることは医学的にも認められている。
このような不調を感じると、つい「自分が弱いからだ」と思ってしまうこともあり、私の場合は目眩や吐き気、ひどいと立ち上がれなくなったり嘔吐をしてしまう為、本当に情けない気持ちでいっぱいになる。
同じ地域に住んでいる人でも全く気圧の影響を受けない人だって沢山いるし、私ばかりが具合悪くなってしまって人に迷惑を掛けて申し訳ないという思いもある。
ただ、自分を責めていても意味がないし、必要以上に自分を追い詰めることも避けたい。
自分を責めないで
正直地球に住んでいる限り低気圧による体調不良は、どうにかできるものではない。
だからこそ、体調が悪くなったときに「なぜ私はこんなに弱いのか」と自分を責めないようにしたい。
身体が自然現象に反応しているだけであり、それは自分の弱さを示すものではないのだから。
こうしたときには、自分に優しくすることが一番難しい。
しかし、それこそが必要なことだと考えるべきだ。私自身、低気圧で絶不調になったときには、自分を追い詰めないように努めている。
五苓散での対処法
私の場合、低気圧による不調が続くときは、かかりつけの精神科に相談し、五苓散という漢方薬を処方してもらっている。
五苓散は、漢方医学で古くから使われている薬で、体内の水分バランスを整える効果があるとされている。
低気圧で体内の水分が滞ることで起こる不調に対して効く様で、これを飲むと少しは状態がよくなる気がする。(漢方の効能は人によって効く効かないが分かれるらしい)
五苓散を飲むことで、少しでも不調を和らげることができ、最近は自分を責めることが減った。
休息とケアの重要性
低気圧で不調が出るときは、無理をせず、休息を取ることが大切だ。
体調が悪いときに無理をしても、症状が悪化するだけで、何も良いことはない。
逆に、体が「休みたい」と言っているサインをしっかりと受け入れ、自分に優しくすることが必要だ。
また、温かい飲み物を飲んだり、リラックスできる環境を整えたりして、身体を労わることも大切だ。
特に、ストレスを減らすための対策を講じることで、低気圧がもたらす不調を少しでも和らげることができるかもしれない。
低気圧と上手に付き合うために
低気圧が原因で体調を崩すことは避けられないが、その不調を軽減するための対策は見つけられる。かかりつけ医に相談してみることが吉だ。
診断を受けたり、薬を処方してもらうことで、自分の体調を正しく理解し、ケアの方法を知っておくことが低気圧と上手に付き合うための第一歩だ。
まずは、自分がどのような時に不調を感じやすいのかを記録することから始めてみると良いだろう。
そして、不調を感じたときには、できるだけ早く対処するように心がけ、自分を責めずに、優しく接することを忘れないでほしい。
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