ヤンギャルの金魚のフン
ド平成、ギャル全盛期、私の友人はPopteenとRanzukiの愛読者だった。
小学生の頃から髪を染めていて、ネオンカラーのTシャツを着て、肌が白くて派手な子だった。学内では1個上のお姉ちゃんとセットで美人姉妹として有名で、野いちご(スターツ)から出版されたケータイ小説をいつも持っていて、眉は無く、Julietのシキラブを爆音で部屋中に垂れ流しながら、よくコムで電話を掛けてきた。
当時中学生の私は携帯電話を持っておらず、うちの固定電話は鳴りっぱなしだった。彼女はよく他校の男