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人生における壁

無知は人生に壁をつくる

会社経営の勉強をしていると、経営だけに限らず、人生の中で大事にしたほうがいいのかな、と感じることに出くわします。
「壁」は色々な話で比喩(ひゆ)やメタファーで使われることが多い印象です。
 越えられない壁は現れない
 厚い壁ならもぐるか壊せ
とか。
「無知」と言えば、ソクラテスの「無知の知」。
冒頭の言葉で言っている「無知」は、「不勉強」と読み替えるべきかもしれません。
勉強によって磨かれる知力は、知識量だけではなく、思考力とか読解力とか洞察力とか、色々な応用力も含めた力だと思います。
知力がある状態だと、分からなかったことがわかるようになったり、見えなかった何かが見えてきたりします。
ドラクエで言うと新しい呪文を覚えるみたいに。
ひとつの呪文を覚えることで、さっきまでの強敵がザコ化し、一気に道が拓ける快感…。
知力の乏しい無知状態にあることは、目隠しをされている状態で一生懸命に目を凝らしている状態や、足を封じられているのに泳がされている状態かもしれませんね。
「なぜ勉強が必要なの?」という問いの答えがこの辺にある気がします。
不勉強で低レベルな知力では、色々な機会損失を呼び込んているかもしれませんから。
類は友を呼ぶ法則も気になります。
勉強して知力を高めることにより、知ってしまった何かを抱え込み苦悩することもあるわけですけどね…。
無知じゃなくても壁は現れるのでしょうけど、うまくさばいて前進したいものです。

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