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どこから腐る?

魚は頭から腐る
組織も同じ

どんな企業も、組織も、仲良しグループも、ある程度は人の流動性はあった方が良いのだと思います。
水も留まると腐ると言いますし。
役職とか資格とかに任期や期限が設けられているのは、その防止策なのでしょうね。
企業でも定期的なローテーションは必要だと思います。
環境が変われば、人は新しい環境に応じるべく自分を変化させます。
すなわち、環境が変わらなければ人は自分を変化させず、守りに入り、やがて腐ってしまいがち…。
政治の長期政権、会社社長の長い任期も、良い部分もあると思いますが、悪い部分は腐敗が起こりがちであることだろうと思います。
いろいろな部分で馴れ合いや「なあなあ」は現れますよね。
一個人としても、新しい何かを始めてみたり、知らない人に会ってみたり、そういった新鮮な体験は、思考回路の腐敗防止に必要なことなのかな。
どこかの経営者さんが、自宅や会社までの通勤ルートを時々変える、とおっしゃっていました。
いつも変わらない通勤路ではない、別のルートを使ってみることで、マンネリ化や視野の固定の回避に繋がる効果があるのかもしれません。
いつもは見ないテレビ番組を視聴したり、好みとはちょっと違う音楽を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
初体験は新しい風。
人生を変える、新鮮な風が自分の中に吹き込むかもしれません。
考えてみると、映画を観たり、小説を読んだりして、自分とは違う人生を疑似体験するのも、自分という人間を纏い続けることへの腐敗防止の策かもしれません。
知らない世界を冒険するのなら、マンガやゲームも良いツールですね。
さて、今日の帰り道はどっちへ足を踏み出そうかな。
いつもの最短ルートか、あるいは別の遠回りか…。

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